2023年に放送された『インフォーマ』。
あらゆる情報を武器に社会を裏から操る〖インフォーマ〗と呼ばれる
男を桐谷健太が演じた衝撃作。
その第2弾がABEMAオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』
として制作され公開中です。
新たに二宮和也が参戦する本作。
前作から続投する高橋和也、そして森田剛と、
『旧ジャニーズ』が3人揃うという豪華競演が見どころの一つです。
そんな期待にそぐう衝撃のラストに着目して
前半は大まかなあらすじを、後半で結末までのネタバレと感想を綴っています。
『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』あらすじ
桐谷健太×佐野玲於共演ドラマ『インフォーマ』の新シリーズがABEMAで放送決定!
— THE FIRST TIMES_NEWS (@The_FirstTimesN) October 2, 2024
新キャストには二宮和也の名も#インフォーマ #桐谷健太 #佐野玲於 #莉子 #池内博之 #二宮和也#THEFIRSTTIMES @abema_informa
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「週刊タイムズ」の記者・三島寛治は自らのペンで世界を変えるをモットーとしている。
しかし2年前の記事以降、しっくりくるものは書けていなかった。
そんな時、世間を騒がせている闇バイト事件を追うことになる。
三島は黒幕の正体を突き止めるために編集長の命を受け、単身タイのバンコクへ。
タイで三島を待ち受けていたのは、三島が最も再会したくない相手、
2年前に三島に生きた心地のしない体験を強いたインフォーマこと木原慶次郎だった。
そしてタイにおいて三島の通訳などをサポートするのは
編集長が現地特派員として手配した広瀬という女性だった。
日本で事件を起こした犯人を追っていた木原と三島は
実行犯2人と指示役らしき2人の密会を目撃していた。
実行犯2人が奪ってきたものは金品ではなく、
もっと小さな謎のブツだった。
そして支持役の2人の背後に立ちはだかるのは
『インフォーマ』と名乗る鬼塚という男。
三島は木原に反発しながら真実を追い、鬼塚や現地のマフィアとの抗争に巻き込まれ、
2年前の悪夢が再びよみがえるのだった・・・。
キャスト
桐谷健太、佐野玲於、莉子、池内博之、一ノ瀬ワタル、MEGUMI、山中崇、北香那、般若、
大島涼花、二ノ宮隆太郎、山田孝之、高橋和也、森田剛、二宮和也 他
ここまでの『あらすじ』を見て内容が気になった方は
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未視聴の方はご注意ください。
本記事の情報は2025年1月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認くださいませ。
陰謀のはじまりと悲しき黒幕たち
タイで自らを『インフォーマ』と名乗る鬼塚という男。
彼は一体何者なのでしょうか。
5年前の真相
鬼塚は元優秀な刑事だったのです。
木原も良く知る丸山もその器量を認めていた鬼塚でしたが、
ある事件の犯人を追い詰めたことで事態は一変してしまいます。
鬼塚は女性が暴行され殺された事件で現場に残されたタバコから
犯人を割り出しました。
しかしその犯人と思しき男性は小峰朝陽といい、
警察官僚の息子だったのです。
それゆえか小峰はこれまで3度も不起訴になっていることが発覚します。
鬼塚は小峰に厳しく取り調べを行いますが、そこへ
丸山がやってきて小峰の釈放と鬼塚がその捜査から外されるという
決定を言い渡しました。
鬼塚は食い下がろうと釈放される小峰の胸ぐらを掴みますが、
『刑事でいられなくなる』という丸山の制止でとどまりました。
しかしその後、自宅待機していた鬼塚の元に
悲報が入ったのです。
鬼塚の娘の麻里の亡骸が発見されたのです。
鬼塚は小峰の仕業だと確信し、小峰を見つけると追いかけ
暴行を加えました。
警備員が来て逃げ出した小峰を追ってプリクラ内に入ると、
そこには拳銃で撃たれすでに絶命した小峰の姿と、
鬼塚の拳銃が落ちていました。
そうして小峰殺害犯に仕立て上げられた鬼塚の消息不明をもって
事件は解決済みとされていました。
木原が『加担してしまった』罪とは
木原は5年前、丸山の紹介で高野龍之介という現警察官僚と出会います。
木原曰く『何の変哲もない』ノンキャリアの石丸の身辺調査を
依頼され、結果を報告しました。
石丸には難病の子どもがおり、多額のお金を要していること以外には
特別な報告は見つかりませんでしたが、
髙野はこれなら使えるかもしれないと木原に感謝し報酬を渡しました。
おそらく、石丸は小峰のアリバイを偽証させた人物なのではないでしょうか。
その見返りに医療費を用立てたというのが自然な流れでしょう。
そして間接的にではありますが、石丸の弱みを握り
その情報を髙野に渡した人物こそが木原です。
それによって小峰の偽のアリバイは立証され、
鬼塚の娘の悲劇につながってしまいました。
木原は鬼塚に謝罪することしかできず、自身の命をもって
解決させてくれないか?と鬼塚に哀願しますが、
鬼塚には『殺す価値もない』と突っぱねられてしまい監禁されました。
髙野の正体
5年前、小峰のアリバイを立証するべく、木原に石丸の弱みを調べさせて
偽証を手配したのも、やりすぎた小峰自身を抹殺したのも髙野でした。
さらに髙野は公安の隠蔽ファイルに直接、
小峰殺害事件の偽の内容を書き込んでおり、ファイルの管理を任され
警察内部の隠蔽にどっぷり関わっていたことが伺えます。
そしてそんな髙野を牛耳るもっと上にいる存在もラストで示唆されていました。
髙野は自身の行動を必要悪と信じ切って隠蔽や工作を繰り返しましたが、
その彼自身もまたもっと上層部の誰かによって動かされていたにすぎなかったのです。
二宮和也と森田剛のアツすぎるラスト
三島の頑張りもあって、髙野が廃棄しようとした車両が見つかり、
そのトランクから丸山の血痕が出たことで、
丸山殺害犯として髙野は逮捕されたのでした。
事件は解決したかに見え、
髙野は移送されていましたが、運転していたのはキムだったのです。
髙野を乗せた警察車両が路地裏に停車させられ、
車から放り出された髙野の前に、
森田剛が扮する冴木が現れました。
冴木は髙野に言います。
『依頼主が守秘義務を墓場まで持っていけと言っている』
ガソリンをかけられながら髙野は
『あの方に俺は裏切らないと伝えて欲しい』
と命乞いをするも、冴木のライターの火は放たれたのでした。
『インフォーマ2 -闇を生きる獣たち-』感想
前作では『インフォーマ』で木原に愛之介を手にかけた怒りを受け
命を差し出した冴木でしたが。
本作では木原が冴木の立場になり、復讐を誓う相手に命を投げ出すのは
『楽になりたいだけ』
だったという前作ラストの心境を語りました。
しかし冴木は前作で自らが仕えていた人物を抹殺し、仲間の裏切りにあい
キムも倒れて?!どう生きて行くのかと思いましたが、
本作で見事に復活していましたね。
キムが不死身すぎてww
ところで今度は冴木は一体誰に仕えているのか?
ニノさんが扮した本作の黒幕、髙野の結末は
火を放たれて幕を閉じるという
文字通り、『アツすぎるラスト』となりました。
元男闘呼組の髙橋和也が役どころ同様、
かわいい後輩という立場のニノさんに抹殺され、
ニノさんもまた、元V6の森田剛扮する冴木に
抹殺されてしまうという
元ジャニーズのスターによる負のリレーが
衝撃と感嘆の嵐を巻き起こしたのではないでしょうか。
個人的にはタイでマッサージ店を経営するトビオに扮した
山田孝之も最高でした。
存在感がありすぎて脇役になってないし、
何気にかわいいwww。
木原との逸話が気になりすぎるので更なる続編を熱望してしまう
一作です。