『ベッキー、キレる』をネタバレ解説/黒幕は誰?衝撃の結末は如何に‽!

洋画
スポンサーリンク

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

2020年に公開された『BECKYベッキー』の続編にあたる本作のタイトルは
『ベッキー、キレる』

前作でベッキーを演じたルル・ウィルソンが再び帰ってきました。

過激なバイオレンス描写とスリラー要素がウリな本作は
前作を視聴していなくても楽しめますが、
可能であれば前作を視聴してからの方が面白さ倍増します!

そんな本作のベッキーがキレた結果はどうなったのか?
結末を解説しています。

スポンサーリンク

『ベッキー、キレる』あらすじ

3年前、4人のネオナチの襲撃により父親を失ったベッキー
16歳になっていた。

里親に引き取られては脱走することを繰り返し、
人里離れた場所に身を隠しながら愛犬のディエゴと共にサバイバル生活を送っていた。

そんなベッキーはある日、ヒッチハイクで車に乗せてくれた
エレナ・カーンという女性と出会う。

エレナは自分の屋敷にベッキーを住まわせてくれた。

ベッキーのあれこれを詮索することもなく、家賃を支払い家事を手伝うという
ベッキーを大人の女性として扱ってくれたのだ。

ベッキーは近くのダイナーで働き始めた。
ある日、ダイナーにやって来たのは女性蔑視発言をベッキーにぶつける
アンソニー、DJ、ショーンの3人組でした。

ベッキーは気分を害しアンソニーの膝に故意にコーヒーをぶちまけて
しまうのだった・・・。

キャスト
ルル・ウィルソン、ショーン・ウィリアム・スコット、デニス・バース、ジル・ラーソン、
マイケル・シロウ、アーロン・ダラ・ヴィラ、マット・エンジェル
 他

前作『BECKY/ベッキー』はU-NEXTで見放題配信中です!

『ベッキー、キレる』も199ポイントでレンタル配信中です

『ベッキー、キレる』は
Netflixでも配信中です!

以下、ネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。

本記事の情報は2025年5月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認くださいませ。

スポンサーリンク

ベッキーがキレた結末

ベッキーの働くダイナーを訪れた、女性蔑視発言を繰り返す
アンソニー、DJ、ショーンの3人の正体は過激派集団【ノーブル・メン】
メンバーだったのです。

そんな彼らが、ベッキーにコケにされたまま黙っているはずはなく、
帰宅するベッキーを尾行したアンソニーたちは
夜になるのを見計らってベッキーに痛い目をみさせる計画を立てていました。

しかしベッキー(エレナ)宅に押し入ったアンソニーたちは
愛犬のディエゴを襲い、それを見たベッキーは激高しますが
アンソニーによって倒されてしまいます。

銃を向けられたベッキーを助けるべく、ライフルを構えたエレナが
登場し、3人に、銃をおろして出て行くように迫りました。

一度はエレナに従ったかに見せかけて、隠し持っていた銃で
エレナを打ち抜いたのはアンソニーでした。

ベッキーはエレナが銃撃されるのを見て、発狂し
アンソニーに襲いかかるも、殴られて気を失ってしまいました。

ベッキーが目覚めると、エレナの亡骸が横たわっていました。
愛犬のディエゴは彼らに連れていかれ、
ベッキーは心に強く復讐を誓うのでした。

手がかりは『ダリル』という名

3人はダイナーで『ダリル』という名前の人物と落ち合う話をしていました。

ベッキーの住む町に存在するのは2人の『ダリル』でした。

一人目のダリルを訪ねると、そこには呼吸器につながれた老婆の姿が
ありました。

ベッキーは2人目のダリルこそが本命だと察知し、彼の居る小屋を発見すると
そこにはアンソニーたち3人の他に、リーダー格のダリル、そして
トゥイッグが集まっていました。

ダリルの小屋に潜入したベッキーは彼らノーブルメンの目的が
ヘルナンデス上院議員に対するテロ行動を画策していることを知ります。

そしてノーブルメンに賛同する会員情報が網羅された
USBメモリ
を盗みだすことに成功します。

復讐の始まり

ベッキーはダリルの玄関先に置いた携帯を使って
彼らをかく乱します。

ダリルはアンソニーら3人に、何事が起っているのか尋ねますが、
ディエゴを誘拐しただけだと言い、エレナを手に掛けたことは秘密にします。

ベッキーを黙らせると言って出て行ったアンソニーは
彼女が作った落とし穴にはまり、口に手りゅう弾を固定させられ、
その安全ピンはダリルが扉を開けることによって外れるように罠を仕掛けました。

ダリルの小屋の呼び鈴がなって扉を開けたダリルにより
アンソニーは吹き飛ばされてしまいました。

ここまでの仕打ちがただ事ではないと確信するダリルの追及によって
DJ、とショーンは、真実を暴露するしかありませんでした。

ダイナーでの出来事に激怒したアンソニーが
ベッキーを怖がらせるだけだと言う言葉を信じついていったら、
エレナを銃殺したのだと。

その流れで、ノーブルメンがテロ集団だと察知したショーンは
グループを脱退し出て行こうとしたところをダリルに抹殺されてしまいました。

ベッキーはダリルにUSBを盗み出したことを告げ、
さらに挑発行為に出ます。

外に出たトゥイッグはベッキーの放つクロスボウの餌食になりますが、
ベッキーを追って出て行きました。

DJは一連の出来事で、ダリルを恐れ、ベッキーとも対峙を避けるべく、
急いでトラックで走り去って行きました。

トゥイッグを追い詰め、マチェーテでめった切りにしたベッキーでしたが
ダリルが放った麻酔銃によって意識を失ってしまいました。

黒幕の正体判明

目を覚ましたベッキーは椅子に縛り付けられながら、
父の形見のをダリルが盗み、そのカギには座標が刻まれていること
を知ります。

そこへ現れたのは、最初に尋ねた1件目の老婆のダリルでした。
彼女はダリルの母親であり、ノーブルメンの黒幕だったのです。

ディエゴをたてに、USBの在処を聞き出そうとするシニアダリル。

しかし密かに椅子のロープを解いていたベッキーは
ダリルジュニアに熊用スプレーを吹きかけ、
ディエゴに銃を向けたシニアダリルの額をめがけてナイフを突き刺しました。

ひとまずディエゴを残して走り去るベッキー。
その後をダリルジュニアが追いかけます。

銃を取り出しベッキーを仕留めようとしていたダリルジュニアでしたが、
動物用の罠にかかり、両足、そして首元まで捕らえられてしまいました。

首からの出血に息も絶え絶えになりながらも
ベッキーに対する賞賛の言葉を最後に息を引き取りました。

倒れているダリルのポケットから鍵を奪い返したベッキーは
小屋へディエゴを迎えに戻ると、背後からシニアダリルが立ち上がり、
銃を放ちましたが、額に刺さったナイフのせいで
ベッキーたちが居るのとは程遠い場所に銃弾は放たれたのです。

ベッキーはディエゴにシニアダリルを襲わせたのでした。

ベッキーCIAになる

エレナと奪われたディエゴの復讐をやり遂げたベッキーは
ダリルのUSBメモリをCIAエージェントのケイト・モンタナに託します。

ケイトは、ベッキーがたった一人で過激派グループの支部を壊滅させたことに
驚きを隠せませんでした。

そしてベッキーに打診するのです。
史上最年少のCIAエージェントにならないか?と。

CIAエージェントになることに同意したベッキーは
鍵の秘密を知る覚悟をするように言われるのでした。

一方、ダリルからもベッキーからも逃げ延びたDJは車の背後にサイレンと共に
警察車両が止まるのを認識します。

そっと銃を取り出し応戦しようとしたDJが見たものは
黒いスーツに身を包み、ロケットランチャーを構えたベッキー
でした。

全てを理解したDJの元にロケットランチャーは発射され、
DJの車は大破してしまうのでした。

スポンサーリンク

『ベッキー、キレる』感想

前作より大人になったベッキーは、13歳のベッキーには叶わなかった
というような酷評も目立つ本作でしたが、いかがだったでしょうか。

筆者を含め、愛犬家のみなさまにはかなりひやひやする展開になったのでは
ないでしょうか。

ディエゴにこそ安全地帯に暮らす里親をつけてあげて・・・と思いました(笑)

ダイナーで働くベッキーの妄想が怖すぎでしたね。
そんな妄想の後だったので、最初にベッキーに侮辱してきた
アンソニーにコーヒーをぶちまけてしまうシーンもベッキーにしては
お茶目ないたずら位に錯覚してしまいそうでした。

しかしあのコーヒーが本作の悲劇の引き金になってしまったことを
考えると、キレてやり返す行為などご法度だということを痛感させられますね。

本当は店員と客の間柄で上下はないので、アンソニーたちの
侮辱も立派な加害なんですけれどもね。

それでも最良の方法は無視なのかもしれないと思わされました(笑)

今回のラスボス的なダリル親子が良かったです。
シニアダリルは凄そうなビジュアルの割にあっさり
退治されてしまって少し拍子抜けでしたが・・・。

ダリルジュニアに関しては、序盤こそ盗んだ犬を返すように
アンソニーたちに警告していましたし、
自身がかかってしまった罠で息絶える寸前に相手を賞賛できる
その人柄は興味深いものがありました。

さて今回も解けなかった鍵の謎。
ひっぱりますねぇ。

座標であることだけは判明し、その謎を追う覚悟とは
何を意味するのでしょうか。

ベッキーもこれからはCIAとして
堂々と本領発揮できるという続編がありそうな一作でした。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました