Netflix『大洪水』は意味不明?理解のための5つのポイントを解説

洋画
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『梨泰院クラス』キム・ダミ『イカゲーム』パク・ヘス
によるW主演のNetflix映画『大洪水』

単なるSF災害パニック映画にとどまらず
驚愕の結末を迎えるヒューマンドラマでもあるのですが、
難解な設定と複雑な物語により視聴者の混乱を生んでしまう本作。

そこで本記事では意味が難解な『大洪水』を楽しむための
5つのポイント
をご紹介しています。

※個人の解釈です。

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『大洪水』あらすじ

AI研究員のク・アンナは息子のジャインと2人暮らしの
シングルマザー。

そんなある日、小惑星に襲われた南極の水が溶けだし、
世界中に大洪水が発生する。

アンナが暮らす高層マンションの3階も徐々に浸水していた。

住民が高層階へ避難していく中、アンナが務める会社のソン・ヒジョという男性
から連絡が入った。

彼はセキュリティチームに所属し、現在2人しか存在しない
感情AIの開発者の一人であるアンナを救うためにやって来た。

しかし避難しようと溢れかえる住民たちの中で
ジャインとはぐれたアンナは洪水に飲み込まれてしまう。

そんなアンナとジャインを水中から救い出したヒジョが
語ったのはアンナに課された驚くべき任務だった・・・。

キャスト
キム・ダミ、パク・ヘス、クォン・ウンソン、ユナ、
パク・ビョンウン、チョン・ヘジン 

以下、結末までのネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。

本記事の情報は2026年1月時点のものです。
最新の情報は各サイトにてご確認くださいませ。

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『大洪水』は意味不明?理解のための5つのポイント

本作が「意味不明」だとされるのにはいくつかの理由があるのかな
と思いました。

時系列が難解なためどの場面が現実でどこからが仮想なのか
ということがわかりにくいのが一つの要因になっているのではないでしょうか。

そして登場する息子が全てAIなのか?
それとも過去の記憶の息子だけ実子なのではないか?
その辺りも紛らわしく描かれています。

①大洪水は現実である

そもそもの発端は「現在のソウル」(世界中)で大洪水が起こっている
というのが現実であるということです。

その大災害によって人類は滅亡の危機にさらされることから
物語は発展していくのです。

ということでアンナとジャインが住むマンションにも大洪水が襲いかかり
人類の希望であった感情AIの研究員の一人であるアンナを救出するために
ヒジョがやってきます。

そうしてアンナはジャインと引き離されヒジョも射殺され
生き残れるのはアンナのみだと言われ研究機関へ向かうために
宇宙船に乗り込んだのです。

しかしその宇宙船をも小惑星が襲い、アンナの身体をその破片が
貫き彼女は致命傷を負ってしまいました。

目的地へ自分がたどり着くのは不可能だと悟ったアンナは
自分自身が実験体になることを提案します。

そうしてアンナの記憶データと子供の感情エンジンを基地に転送
してシュミレーションを開始
するというのが現実で起きたことではないでしょうか。

②すべてのジャインは人間ではない

上記のように現実でアンナが実験体になることを申し出た時点で
子どもの感情エンジンは完成していたわけです。

そして完成した子ども型のアンドロイドの一人こそ
ジャインの正体
なのでした。

5年前、アンナの元に預けられたジャインはアンナに育てられる
ことによって感情を学び、アンナもまた母親を担うことで
母性を養っていったのではないでしょうか。

よって記憶の中のジャインも実子ではなくアンドロイドです。

③21499回の意味

アンナ自身が被験者となって以降、アンナのTシャツには
数字が描かれる
ようになります。

この数字はシュミレーションの回数を表しています。

よってシュミレーションに失敗するたびに
テストは再開されTシャツの数は増えていった
のです。

最終的に21499と示されていることから
成功までに21499回を要したということなのでしょう。

④シュミレーションの目的

人類滅亡を目前に新しい人類を育む目的
行われた計画でした。

それは人類が生存できなくなった後も、
その精神や感情などのカタチのない人間らしさは残せるのではないか
と研究されてきました。

その中で人類は生き続けられるという希望でした。

しかし多くの感情を再現させることに成功したものの
母親の愛情が不完全のままだったのです。

アンナが実験体となって行われていたシュミレーションは
母親の愛情を得るためのものであり、
究極には自らの犠牲を伴っても子の命を優先する愛情
こそがゴール地点でした。

よってそのゴールに辿りつけずに子どもが助からなければ
その時点でテストは終了となり
再びリセットされて最初からやり直されたのです。

⑤実験の結果

21499回目のシュミレーションで屋上のクローゼットに隠れた
ジャインを見つけ出したアンナ。

ジャインを引き離すべく追って来る隊員たちから
自分が救出される結果ではなく、
自分は助からないかもしれないがジャインは逃がす
という選択をしたアンナによって母性の愛情は完成されました。

そうして実験は成功し、新たな人類たちは新しい世界へと
旅立って行ったのです。

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『大洪水』まとめと感想

世界は大洪水に襲われ人類は滅亡の危機に陥った現在
が舞台になっています。

そして人の精神や感情を司るアンドロイドの育成により
人類の希望は託されたのです。

そのカギを握るのは希少な研究員のアンナ。
アンナ自身が実験体となりジャインを救出することで
新たな人類が完成したという壮大なもの語りでした。

決定的なネタばらしが終盤になって明らかになることで
視聴者に混乱を招き物語が複雑で難解なものとなった
ような気がします。

とはいえ重大な事実を抑えた後に見返すことで
新たな衝撃と感動が得られる傑作なのではないでしょうか。

アンナの感情と向き合ったジャインの中にも、
懸命になるアンナの姿を見たヒジョの中にも
期待や予想以上の人間らしさや、
相手を思う気持ちが芽生えたような描写が感動的でした。

2人のアンドロイドに新たな感情を芽生えさせたのも、
貴重な研究者として優遇され選ばれたはずの
アンナが成功に至ったのも、
奇しくも博士としてではなく
息子に対する一人の女性としての記憶や思いだったのではないでしょうか。

目まぐるしい成長を遂げ、うかうかしていたら仕事も
とられちゃうほど優秀なAIですが、
それでもまだまだ人だからこそ持っているものは存在するのだと
思わされる一作でした。

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