1986年に放送が開始されたTVドラマ『あぶない刑事』
その人気は多くの視聴者の心を魅了し、
翌年にはTVシリーズの『もっとあぶない刑事』が放送され、
映画やスペシャルドラマも次々と制作されました。
本作は劇場版『あぶない刑事』としては8作目となります。
前作はおよそ8年前に公開された『さらばあぶない刑事』。
ラストで刑事を引退したタカとユージが帰ってきました。
そして話題を呼んだのが本作のヒロインを務める土屋太鳳
の存在でした。
タカかユージの娘かもしれないという彼女。
一体どちらの娘だったのでしょうか?
驚きの結末に迫ります。
『帰ってきたあぶない刑事』あらすじ
════════════#あぶ刑事イヤー 到来まで
— 映画『帰ってきた あぶない刑事』公式 (@abudeka_is_back) December 29, 2023
🕶️あと𝟑日🕶️
════════════
再会したら、
即ショータイム。
映画『帰ってきた あぶない刑事』
🎥2024.5.24公開#あぶない刑事 #あぶ刑事#舘ひろし #柴田恭兵#浅野温子 #仲村トオル pic.twitter.com/VxujzKrtKb
神奈川県警を退職した鷹山敏樹(以下、タカ)と、大下勇次(以下、ユージ)は
ニュージーランドに拠点を移し探偵業を営んでいた。
しかし現地でもお騒がせぶりを発揮して出禁をくらった2人は
8年の時を経て古巣の横浜へ帰還する。
この地で「T&Y探偵事務所」を開業した2人。
そんな折一人の女性が事務所を訪ねて来る。
彼女の名前は永峰彩夏。
母親の行方を捜して欲しいと依頼してきたのだ。
彩夏の母親はかつて横浜でシンガーとして聴く人を魅了していた
夏子だった。
タカもユージも良く知っている女性だったのだ。
夏子は彩夏を産んだ直後、香港へ渡り、それ以来行方が
わからなくなっていた・・・。
キャスト
舘ひろし、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、早乙女太一、深水元基、
西野七瀬、長谷部香苗、鈴木康介、小越勇輝、ベンガル、
杉本哲太、吉瀬美智子、岸谷五朗、柴田恭兵 他
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以下、結末までのネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ださい。
本記事の情報は2025年8月時点のものです。
最新の情報は各サイトにてご確認くださいませ。
『帰ってきたあぶない刑事』衝撃の結末とは
タカとユージの探偵事務所に現れた記念すべき第一号の
クライアントは永峰彩夏という女性でした。
夏子という母親を探していると聞いたユージは
母親の永峰夏子という名前に驚愕します。
それは夏子がかつて『カプリ・アイランド』の歌姫であると共に
タカとユージにとってロマンスの相手だったからでした。
1日限りのあぶない刑事
タカが彩夏に年齢を訪ねると24歳だと言います。
それを聞いた2人は指で数え始めました。
彩夏は父親を知らず、どこかで生きていると思うと言います。
しかしタカもユージも身に覚えがあるのです。
彩夏は自分の娘ではないか?と2人は互いに思いました。
そんな疑念も解消するべく、タカとユージは
『娘のために』捜索を開始するのでした。
一方で横浜で起きた殺人事件にタカとユージは旧知の仲でもある
劉飛龍(リウ・フェイロン)が関わっているのではないかと察知します。
しかしその手口からフェイロンの仕業にしては違和感を覚えたタカは
かつての同僚ナカさんから元銀星総業会長・前尾源次郎の息子が
絡んでいるという情報を得るのでした。
前尾源次郎の息子・海堂巧はベンチャー企業『ハイドニック』の社長であり、
横浜カジノ誘致計画を主導していたのです。
しかも過去に前尾はタカが射殺しており、海堂は父親の仇である
2人を敵視していました。
海堂に会いに行ったタカは追い返されたものの、
フェイロンに会いに行きます。
フェイロンのビジネスパートナーだというステラ・リーは
タカにとってどこか見覚えのある女性でした。
夏子の捜索を始めた途端に彩夏に危険が及ぶようになったことを危惧し
2人は彩夏を捜索活動から遠ざけます。
しかし一人でフェイロンとステラを追った彩夏は
海堂たちの爆弾倉庫にたどり着くものの、
見つかって拉致されてしまいます。
それを知ったタカとユージは彩夏を救出するため、
倉庫へと急ぎます。
現場に到着した2人が見たものは、
撃たれて倒れていたフェイロンでした。
瀕死のフェイロンにタカがステラは夏子か?
と尋ねましたが、彼は否定して息をひきとりました。
その頃、タカとユージの元後輩で、現横浜港署捜査課長の町田透も
連続殺人事件とカジノ誘致計画、そしてそれらを牛耳る海堂こそが
黒幕であることに気づきます。
しかし海堂は神奈川県警の上層部や政治家らの弱みを握り、忖度されている
ため、町田は捜査から撤退するように圧力がかかります。
そこで透は、タカとユージに嘱託契約を施行し、
1日限りの『あぶない刑事』が戻ってきたのです。
再会と別れ
彩夏を逃がしたステラは逃走の足を止め、彼女を抱きしめました。
しかし追手はもうすぐそこに来ていました。
彩夏を逃がして、海堂に射たれたステラ。
駆け付けたユージは倒れているステラを目撃するも、
彩夏の身を優先し走ります。
そして海堂が彩夏に向けて発砲した銃弾を受けたユージ。
一方、タカは倒れているステラを抱え、
ステラはタカに対し、笑顔を見せてタカの名を呼び、息を引き取りました。
逃げまどうユージと彩夏。
そこへハーレーダビッドソンに乗ったタカが現れ、海堂と一騎打ちに。
タカに敗れた海堂は車ごと海へ沈んでいきました・・・。
彩夏は横浜は素敵な場所だけれど、気持ちの整理をつけるため
離れると言います。
タカとユージは彩夏の母親を見つけられなかったことを
詫びました。
そして去り際にタカとユージに同時にハグをすると
『お父さん』
と呟き、バイクに乗って走り去って行きました。
自分こそがお父さんなのだと主張し合う2人でしたが、
町田の元に父親鑑定結果の通知が届きます。
封を開けた町田はその結果に驚きを隠せませんでした。
土屋太鳳の父親はタカかユージか?
自分を産んだ直後に消えた顔も知らない母親を探したい彩夏。
果たして彩夏の母親は誰だったのでしょうか。
ステラ・リーは夏子
香港へ渡った夏子はフェイロンに守られていました。
そしてフェイロンは、最後まで夏子の正体を明かすことは
ありませんでした。
タカがステラは夏子か?と尋ねても
それを否定し続けました。
タカのことをロマンチストだねぇ・・・と言って。
しかしステラの方は息を引き取る寸前に、
笑顔を見せ『タカ・・・』と呼びかけているため、
ステラは夏子だったということで間違いはないのでしょう。
父親の鑑定結果は?
ラストで町田透が依頼していた父親の鑑定結果が届きます。
その結果の内容は視聴者に明かされることはありませんでした。
それはある意味、視聴者の好みで解釈しても良いということなのかもしれません。
そして筆者的にはタカもユージも父親ではなかった
という結果だと推察しています。
だとすれば父親は誰だったのか?
それはフェイロンだった可能性も浮上します。
フェイロンが夏子に送った高価で思い入れの深いリングの存在。
ステラが彩夏をおとりにしようとした時(彩夏を助けるため)
フェイロンが反応したあの表情が娘を案じる父親のようではなかったでしょうか。
そして最後は、ステラは夏子ではないというタカについた嘘。
夏子の安否がわからないフェイロンにとって
この先の彼女の人生に自由をもたらすための否定だったのではないでしょうか。
そこにあるのは夏子への深い思いだったのだと感じました。
よってそれほどまでに夏子を思うフェイロンが
彩夏の父親である可能性も否定できないでしょう。
『帰ってきたあぶない刑事』感想
多くの子どもが憧れる刑事ドラマ。
古くは『西部警察』だったり『太陽にほえろ』だったり・・・。
筆者のそれはまさに『あぶない刑事』でした。
バイクに乗りながらライフルをぶっ放すタカが
子どもながらにかっこよすぎるヒーローに見えたあの頃。
御年70歳を超えたダンディとセクシーが
この時代に健在しているなんて
思いもよらずわくわく魅了させられました。
さて今回はヒロインに吉瀬美智子と土屋太鳳が迎えられ、
ダンディかセクシーの娘が存在した?という
サスペンスさながらの設定ではありましたが、
結局、どちらの娘でもなかったのでは?!という展開で
幕を閉じました。
土屋太鳳演じる彩夏は最初から母親の夏子だけを探していました。
もしかしたら父親の存在はすでに知っていた上で、
夏子のために尽力してくれるタカとユージに対して
お礼の意味で、『お父さん』を匂わせたのかもしれません。
ともすれば、フェイロンもまた彩夏の父親ではないのかも
しれないという推察も浮かびます。
夏子は多くの男性を魅了し、恋多き女性だったのでしょう(笑)。
ほんの2時間の間に、笑いや切なさ、かっこよさがたっぷり詰まった
あぶない刑事はやはり最高でした。
続編もその次もおじいちゃん刑事でも、是非見てみたいと思わせてくれる
一作でした。