辛くて話の先に進めない人、
見ていてイライラしちゃう人、
見ているこっちがメンタルやられちゃう人、
様々な現象を巻き起こす衝撃のドラマ
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』season2
あらすじと見どころ
そして
ネタバレあり感想をまとめました。
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【ハンドメイズテイル/侍女の物語】season2あらすじ
司令官の子を出産した侍女のジャニーンだったが司令官の態度から、
司令官が自分を迎えに来るという妄想を抱いてしまう。
しかしそのような現実は訪れず、次の司令官の侍女となったジャニーンは
耐えることが出来ず、シャーロットと名付けた生んだ子とともに身投げをしようとする。
オブフレッドの説得により子供は司令官の元に返されるがジャニーンは身を投げる。
一命を取り留めたジャニーンだったが、子供を危険にさらした罰で
仲間の侍女による石投げの刑に処されることとになった。
しかしオブフレッドが立ち上がり石投げを拒否すると、
それに続いて刑の執行を拒み逆らった侍女たちは
壮絶な罰を受けることとなる・・・。
一方オブフレッドは懐妊していたことにより罰を受けることを逃れ、
病院で診察を受ける。
すると一人きりになったオブフレッドに向かって
看護師が『ジューン』と呼ぶ・・・。
※本記事の情報は2023年6月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認くださいませ。
以下作品の多少のネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意くださいませ。
見どころ5選
エミー賞主要部門制覇の衝撃作!
— WOWOW海外ドラマ (@wow_kaigaidrama) February 25, 2020
『ハンドメイズ・テイル/#侍女の物語 シーズン2』
📺毎週火曜深夜0時~
■2/25(火)第10話「最後の儀式」
■3/3(火)第11話「ホリー」
あらすじなど詳しくはサイトをチェック⇒https://t.co/5yP4MDoOw3#WOWOW #ハンドメイズテイル pic.twitter.com/C2dKk6Z6bJ
①捕らわれの女性たちに起こる変化
絶望の数々を見せられたseason1。
season2でも残酷な日々は続きますが、
こんな世界でも諦めることなく
懸命にあらがおうとするジューン。
そんな
ジューンを取り囲む周りの女性にも良くも悪くも
少しずつ変化が訪れます。
いずれにしても
〖自分の気持ち〗を認識していく女性たち。
彼女らはどこへ向かっていくのか。
②オブフレッドの出産
望まない妊娠。
自身の子でありながら共に生きる未来は望めない我が子。
そんな苦悩を抱えながら過ごした妊婦の時も
いよいよ終わりを告げ、
出産の時を迎えることになります。
この物語は残酷極まりないものですが
子供の出産というのはどんな状況下であろうとも
奇跡であり、尊いものなのだと
そんな見ごたえある出産のシーンが見られます。
③2つの恋の行方
夫の生存も不明のまま離れ離れになり
過酷な家で出会った少しのヒカリを見つけてしまったジューン。
〖目〗の存在であるニックと恋愛関係になりました。
そのニックと事実上、夫婦になることを強いられたイーデン。
それでもイーデンは献身的にニックにつくそうとするが
ニックの心はジューンのもとに。
互いに思いあいながら公にはその気持ちをぶつけることができない
ジューンとニック。
どれほど頑張ろうとも一向に心が通うことはないイーデンとニック。
2つの恋の行方はどうなるのか。
④ジューンの家族
season1で離れ離れになってしまったままだった
ジューンとルークとハンナ。
最後に夫と別れた時に聞いた銃声から
良からぬことが頭をよぎった。
娘については引き離されたきりで何もわからないまま。
家族のことを考えない日はなかったことでしょう。
season2ではそんな彼ら家族にも進展がみられます。
家族が再会できる日は来るのでしょうか?
⑤ギレアド共和国での罪とは何か?
ギレアド共和国では
自分に正直に生きることは罪になる。
そしてその代償は大きい。
だからその代償を恐れて大切な者の罪でさえ
告発する者が存在し、その残酷な行為は賞賛される。
season2ではギレアドによって散って行く者の
罪に対する罰の大きさに驚愕し、
改めてギレアド共和国の脅威が浮き彫りになっています。
season2を見た感想
僅か15歳という短い人生の幕を閉じたイーデン。
強いられた婚姻のもとでも、献身的に尽くし
努力が実らない理由がジューンにあると薄々気付きながらも
誰を責めることもなく。
そして夫ではない男性に本当の恋を見出してしまったイーデンは
自分を貫き最も辛い選択を自ら行い散って行きました。
僅か15歳だったイーデンの人生はとても短く残酷なものでした。
しかしながら、もしかしたら物語上の
誰より大人で、誰より強く、誰より美しい生き様を見せつけられたような
気がしました。
season2でも色々と事件が起こりましたが
最大のみどころであるのはやはり
ジューンの出産。
そして母になったセリーナではないでしょうか。
2人の母はお互いの心を通わせることは困難であるものの
娘の誕生を経てお互いより強く変わっていくのが印象的でした。
特にホノルル行きという魅力的すぎる誘いを断り
変化を求めて尽力したセリーナ。
結果として変化は起こらなかったものの
自身のことより娘の将来を思う本当の母親になれた
姿は感動的でした。
ジューンもまた再び脱走を決行する強さ。
主人公でなかったら
今度こそしくじったりしたら危ういのでは?
とドキドキしてしまうところでしょうww
そしてジューンが付けた名前のホリーではなく
セリーナが望んだニコールとしてエミリーに託すジューン。
自分は残る決意をして
ニコールだけを脱出させるという圧巻なラストでした。