【THE100】再び会わん・キャラクターたちの軌跡|クラーク・グリフィン編

宇宙 海外ドラマ
スポンサーリンク

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

アメリカで超人気を博した海外ドラマ『THE100/ハンドレッド』
このドラマの人気の理由の一つは、なんといっても魅力的なキャラクターたちですよね。

特に、主人公クラークはその迷いのない行動が
視聴者から良くも悪くも大人気でしたねww

そんな魅力的なキャラが多い【THE100】
その中から今回の記事ではクラーク編と題して、
クラークの活躍、印象深かったシーンなどをまとめてみました。

この記事を読んでいただくと、
【THE100】の主人公
多くのものを失いすぎたクラークグリフィンの軌跡、名場面を振り返っていただけます。

この記事ではネタバレを含みます。閲覧にご注意くださいませ。

【THE100】のあらすじはこちらからどうぞ❕

スポンサーリンク

クラーク・グリフィン痛みと喪失の決断

核により地球が滅びてしまったため、
地球から脱出に成功した人類が暮らしたのは宇宙の居住ステーション〖アーク〗。

クラーク・グリフィンはこのアークで生まれ育ちました。

〖ハンドレッド計画〗によりアークから地球へ降り立った
クラークを含む100人の囚人。

その中で紆余曲折ありながら、アークの『おひめさま』だったクラークは
宇宙から降りてきた人類【空の民】のリーダーへと変貌を遂げていくのです。

それから、クラークの痛みと喪失の日々は始まります。

フィンとの壮絶な別れ

フィンとは共に地球に落とされた仲間として絆を深めていくうち、彼にはアークに恋人がいることを知らずに親密になりました。

その後、アークに居た恋人・レイヴン・レイエスは自ら地球行きを決行しますが、
フィンは結局クラークを忘れられませんでした。 

一方地球にはマウントウェザーという地上で住む耐性がなく、
地下施設で生活する脅威の集団がいました。

彼らにクラークが捕らわれたのをきっかけに、フィンは悲しみのあまり、
疑心暗鬼になり罪のない小さな町のグウランダーを皆殺しに…。

クラークはマウントウェザーからの脱出に成功しましたが
フィンはしてきたことの取り返しがつかず、グラウンダーの憎しみの的となってしまいます。

グラウンダーの精神【血は血で償え】を実行するため追い詰められるフィンと空の民。
そうしてフィンは結局仲間を助ける為、最終的には自らグラウンダーのもとに捕まり
処刑されることに…

クラークたちの味方のグラウンダーの情報では【血で血を洗う】処刑方法は、
生きたまま焼かれ、残酷な方法でいたぶられ、恨みをかったもの一人ずつから剣を受け、とどめを総帥がさす…というもので
その内容は、とどめをさされるまで持ちこたえることは不可能であるだろう凄惨すぎる話でした。


仲間を救うため自ら捕まりに行ったフィンでしたが、最後はクラークに『怖い』と弱音を吐きます。
それを聞いたクラークは、最後の挨拶をするふりをして、愛するフィンを隠し持っていたナイフで刺しました。

フィンを殺してしまった後、母親の元へ戻り、フィンの血を拭かれながら
『フィンが残虐な方法で殺されるくらいなら…』って号泣する場面は印象的でした

クラークの決断は非難されるが…。

想い人であったフィンを助けるためにグラウンダーの処刑場に向かったクラーク。

しかしフィンの救出が不可能だと知ると、即座に望んだのでしょう。
グラウンダーに壮絶な拷問の末処刑させるくらいならば、せめてもっと楽な最期を…と。

フィンを自ら刺したことで元彼女のレイヴンから非難を浴びるクラークですが、
誰よりもフィンのことだけを考えた末の選択でした。

自分を刺したクラークに向けられたフィンの最後の言葉は

ありがとう。おひめさま…。

グラウンダーの憎しみに囲まれる中、
そう言い残して穏やかな表情に包まれ息を引き取ったフィンが
それを証明しているのかもしれません。

マウントウェザーを壊滅させる


クラークはマウントウェザーに残してきた仲間を救うため、
同じく仲間が捕らわれているグラウンダーの総帥・レクサたちと手を組み作戦を立てます。

しかしながら決行寸前、
マウントウェザーと秘密裏に取引をしたレクサに裏切られてしまいます。

それでも仲間を救うことを諦めなかったクラークはベラミーたちと救出作戦を決行しますが、
母や仲間たちを救うことを優先して、仲間たちを匿ってくれていたマウントウェザーの住民ごと、
マウントウェザーを壊滅させてしまいました。 

その中には、クラークとずっと仲間だったジャスパーの想い人も…。

この時を境にジャスパーから嫌われちゃたんだよね

この残酷な決断は自分の母親が殺されそうになってたし仲間を救いたい一心だったから辛いね

ワンヘダとなる

グラウンダーたちも恐れていたマウントウェザーの住民を全滅させた人物とあって、
その後クラークは【ワンヘダ(死を司るもの)】と呼ばれ、恐れられたり狙われる対象者になりましたね。

マウントウェザーで引いた壊滅レバーはあまりにも重すぎました。

そんな中、狙われる窮地を救ったレクサと再会したクラーク。
二人は次第にかけがえのない存在になります。

命の選択リスト

人を洗脳し痛みと記憶も消し【光の街】へ導く恐怖のAI・アリーとも対峙し、
光の街も破壊しましたね⁈
しかしこの時アリーから再び地球に〖プライムファイア〗が来ることを知らされます。

しかし〖プライムファイア〗から逃れる良策が見つからないまま、
唯一の頼みの綱である墜落したアークに乗ることが出来る100人をクラークが選択することに…

命の選択リストの99人目がベラミーで100人目にクラークの名前があったことがジャスパーに見つかりまたまた反感をかったよね…クラークの名はベラミーが書いたんだけどね


その後シェルター乗っ取り騒動などがあったのち
結局、仲間を逃がすために一人地球に残ったのはクラークでした。

仲間のために自分が犠牲になることも厭わない姿はカッコいいですね

マディを守るため

1人地球で生存したクラークは、闇の血を持つため同じく生き残った少女・マディと出会い、
我が子のような存在となったマディのために闘うことになります。

羊飼い(ビル・カドガン)は【最後の戦い】の扉を開ける為に〖ベッカの記憶〗を欲していました。

その一つであるクラークのもつフレームがガブリエルによって破壊されると、
捕らわれの身となったシェイド・ヘダは保身のため
マディが総帥になった時の記憶が記載されているスケッチブックの存在を
ベラミーに教えてしまいます。

その存在をカドガンが知れば、マディは記憶を探るためにひどい仕打ちにあってしまう…
それを阻止しようと、クラークはカドガンに忠誠を誓うベラミーを撃ちます…。

ここまでずっとクラークの良き理解者であったベラミーがクラークの手によって本来の姿を取り戻せないままの退場は悲しかったですね。

正義か復讐か

一番の親友だったベラミーを犠牲にしてまで守ろうとしたマディでしたが、
カドガンはマディを手にかけました…。

そして〖最後の戦い〗ではなく、〖最後の審判〗が始まります…。


最後の審判を受けていた真っ最中だったカドガンを後方から撃つクラーク。

しかし始まってしまった審判を止めることは出来ずにカドガンの代わりとして
全人類代表となったクラーク。

娘のように思って守っていたマディを手にかけたカドガンへの怒りはおさまりません。

怒りに支配されたクラークに判事が問います。

『全人類の運命よりも復讐の方が大事なのか?』と。

クラークは
『復讐ではなく正義だ』と答えます。

〖愛は弱さ〗だと考えるレクサたちの精神〖血を血で洗う〗償い。
以前ならその行いを躊躇していたはずのクラークでしたが、
愛を重んじるクラークは、同じことを復讐ではなく正義として実行しました。

人類の運命

最後の審判で人類代表となったクラークは合格することが出来ず、
人類は超越することを拒まれました。


しかしその後、レイブンの説得やオクタヴィアの機転によって
審判が下された時点で生存している人たちは
魂が一体化され人類を超越した存在になりました。



たった一人、『犯した罪が重すぎる』…だから一体化することは出来ない…
と告げられ地球に残されたクラークを除いては…。

もう動くことが出来ないマディがクラークを残して超越することを拒む場面が切なかったですね

超越できなかったクラークの行方

地球にたった一人残されたクラーク。
それでもその姿に『後悔』はありませんでした。

ただ〖愛情〗重視のクラークは…一人ぼっちは寂しそう・・・。


愛のために人を傷つけてきてしまったクラーク。

〖孤独〗を覚悟したその時・・・
眼にしたのは共に戦ってきた仲間たちの姿。

守るべき人のために時には仲間をも傷つけてきましたが
それでもクラークは見放されることはありませんでした。

子孫を残せないなどの罰則を受けることも厭わず、
超越することを辞退してクラークの元に残った友人たちとの再会の喜びをかみしめるのでした…。

まとめ

アークの〖おひめさま〗として登場したクラークの戦いの軌跡をご紹介しました。

クラークの軌跡は痛みと喪失を伴う壮絶なものでした。

守るべきもののためならば何でも犠牲に出来る
例え自分でさえも…

それはとても残酷だけれど
クラークは自分の大切なものがわかっているという証。
そしてクラークにとって闘う理由がそこにあるのですね。

ラストの時点でクラークは、
両親・フィン・レクサ・ベラミー・マディ・・・と
愛する者を全て失くしてしまいました。

それは悲惨なことに変わりはありませんが、
やっと平穏が訪れるのかもしれません。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました