『恋愛バトルロワイヤル』ラストのメッセージは誰?気になる謎を深堀考察

ドラマ
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Netflixのオリジナルドラマ
『恋愛バトルロワイヤル』

実在する堀越高校でかつて起こった
恋愛禁止の校則にふれ、退学処分になった生徒が
学園を相手取り起こした裁判があったのだそうです。

そんな実話に着想を得た本作。

その結末はどうなったのでしょうか?
また最後のメッセージの送信者など、
いくつかの謎について解説と深堀考察しています。

この記事のポイント
『恋愛バトルロワイヤル』あらすじ
ラストのメッセージとは?
その他の気になる謎

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『恋愛バトルロワイヤル』あらすじ

有沢唯千花は母親の千尋と2人暮らしながら、
お嬢様たちが集う名門学校、明日蘭学院に通っている。

そんな明日蘭学院だったが内情は経営困難に陥っており、
県知事の経済的支援を得て共学化することで乗り切りを図ろうとしていた。

しかしながら淑女を育てるという幾島校長の信念のもと、
男子生徒の受け入れにあたり、新たに『恋愛禁止』の校則
追加されたのだ。

その校則をやぶり、関係を、持てば即刻退学になるという。

唯千花の両親は父親の不倫をきっかけに離婚している。
それからというもの女手ひとつで唯千花を育てる千尋は
自分の娘には何不自由ない暮らしをさせてあげたいという願いから
無理をして明日蘭学院へ唯千花を通わせていた。

だがある日、千尋が元夫の連帯保証人になっているとし、
消費者金融の取り立てがやってくる。

千尋は元夫に騙されて種類にサインしてしまったのだった。

出会いとはじまり

共学になった明日蘭学院で唯千花は半年前、
千尋に付き添って行った病院で出会った真木陵悟
再会する。

唯千花は密かに思いをよせていたが彼は県知事の息子だった。

ある日、真木とクラスメートの心春がキスしている最中、
教師が近づいていた。

教師が真木たちに気づく前に一芝居をうって
2人を助けた唯千花は心春から謝礼金を支払うと打診された。

自分の家が貧乏だから金を払うのか?と激怒して断った唯千花
だったが、借金の取り立てに追われ、
夜の仕事を掛け持ちするようになった千尋を不憫に思い、
恋愛をしている生徒が退学になることを阻止するかわりに
金銭を受け取る契約を結ぶ
『Love keeper』としての
活動を開始するのだった・・・。

キャスト
見上愛、宮世琉弥、秋田汐梨、水沢林太郎、碧木愛莉、
浅香航大、穂志もえか、中山翔貴、尾真花、眞島秀和、
矢田亜希子、奥貫薫、石黒賢、吉田羊、寺島しのぶ
 他

ラストのメッセージとは?

〖恋愛禁止〗の校則の撤廃を求めて起こした裁判は終わり、
校則の撤廃は叶わずとも、学院に戻ることはできた唯千花

しかし諦めきれずに全校生徒に委ねた校則の是非。

その結果は、『恋愛は必要ない』というものでした。

1人で裁判をして、彼女に感化された生徒たちを動かす、
そんな強い唯千花に感銘を受けた真木もまた、
父親に阻止された留学の道へと進んで行く決意をします。

海辺で留学することを告げられ、
それは別れを意味すると認識した唯千花は

私たち、いい恋したよね

と言って涙を流します。

お互いの健闘を祈り、背中を向けて歩いて行く2人。

しかし、真木は唯千花を追いかけてきてハグをし言うのです。

『待ってて。』

そうして通常の学院生活に戻った唯千花の元に届いた1通のLINE。
それは、唯千花と真木の密会を写した画像と、口止め料の請求でした・・・。

ラストメッセージの内容を解説

ラストメッセージに書かれていたのは

今までお疲れ様でした。私たちはラブキです。
ラブキといってもLove Killerです。
あなたたちの恋愛は監視されています。
守りたければ50万円を用意してください。

というものでした。

メッセージを発信したのは誰?

メッセージの発信者。
それは〖Love Killer〗という、『愛を守る』ラブキとは裏腹に
『愛を壊す』者を意味します。

果たして誰が何の目的で送ってきたのでしょうか。

①生徒の誰か

全校生徒を巻き込む校則の撤廃要求は失敗に終わりました。
それは裏を返せば、『恋愛禁止』に賛成している生徒が過半数以上
存在するということです。

その中にはむしろ恋愛とかうっとおしいというまでに嫌悪していたり、
何等かの恋愛における過去の出来事で傷ついてしまったという
生徒もいるのかもしれません。

また、真木に好意を寄せていた生徒が個人的に
唯千花に反旗をひるがえすために攻撃をしてきたと
とることも可能だと思います。

②教師の誰か

幾島に傾倒している教師の誰か
という線も完全には捨てきれない説です。

カウンセラーの篠田や男性教師たちが高校生の『恋愛禁止』について
多少の疑念は持っていたかに見える中で、遊井亮子さんが演じた教師など
幾島の方針を全面に支持していた教師もいるでしょう。

そして彼らも、高校生という立場で、退学を逃れるために、
100万という大金をポンと払える生徒自身にも反感を抱いていた
可能性もあります。

また学校を追われ、2人の恋人の両方から別れを告げられ
自暴自棄になった真木悠人が絡んでいたりもするかもしれません。

いずれにしても
注目すべきはそれが『私たち』という複数形であるということです。

その他の気になる謎

最大の謎は、〖Love Killer〗の正体ですが、
他にも気になるポイントがありました。

真木はどうやって留学できたの?

たった一人で学園に立ち向かい裁判で闘う唯千花を見ているうちに、
真木も自分の力で闘いたいという強い気持ちが生まれます。

そして一端は父親に邪魔をされ、費用も没収されてしまった留学を
再び決行することを決めます。

しかしながら、Love Keeperの活動も出来なくなった真木が
何故留学することができたのでしょうか?

その答えは真木の理解者である母親の力が大きいところでしょう。

裁判を傍聴した後、夫に『お話があります』
詰め寄った真木の母親は、何等かの条件を引き合いに
取り上げた留学費用を返金し、陵悟が留学することを認めるよう
説得したのでしょう。

そしてこれまでずっと従順だった妻の権幕と、取引の内容に屈した
夫は渋々了承したのだと思います。

ただ人は急には変われません。
あの父親は息子たちの心境よりも自分の立場が優先です。
よって取引の内容は、夫の県知事という立場を揺るがしかねない何か
だったのでしょう。

幾島校長は恵麻の妊娠を知っていた?

裁判が終わり、校則の撤廃を賭けた全生徒の投票が
行われる最中、渦中の唯千花と校長が出くわします。

唯千花は校長に、退学にした親友の恵麻が
出産をし、幸せに暮らしている
と報告します。

すると校長は言うのです。
『生まれましたか・・・』

驚く唯千花でしたが、恐らく校長はわかっていたのでしょう。
恵麻があの時妊娠してしまったことを。

退学後、頼れる人のいなかった恵麻は
助けてくれる施設に身を預けたと言っていました。

作中では語られませんでしたが、
実は校長が裏で手を回したのではないかと推察できる台詞でした。

もしかしたら校長は、
かつて同じように恋をして妊娠した末、
捨てられてしまい、1人で出産に挑んだ結果、
命を落としてしまった親友と恵麻を重ねていたのかもしれません。

ともすれば、恋愛相手と関係をもった人を退学にする
という行動の裏には
かつての親友のような末路を辿る道を閉ざすと共に、
もうそんな悲劇は見たくない故なのでしょう。

校長の助言の真意は?

同じく、全校生徒の投票の最中の唯千花と校長の会話で

どのような結果になろうと、校則が必要だってこと、すぐに分かりますよ

と校長が言う場面があります。

幾島校長は唯千花のどんな場面を危惧してそう発したのでしょうか。

実際、唯千花と真木の恋は破れてはいないものの、
お互いが新たな目標を掲げ、
真木は海外に飛び立ってしまいました。

さらに若い2人にはいくらでも新たな出会いもあります。
そうなれば何年かの間、2人がお互いに誠実でいられるかどうかは
試されるところです。

校長は、唯千花が1人で闘ってでも守ろうとした
恋愛や真木に、いずれは思いもよらぬような仕打ちを
される時がくる
と示唆しているのでしょう。

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おわりに

唯千花と真木の恋は、ひとまず遠距離
というカタチになり、寂しくはあるもののバッドでもない結末になりました。

退学も取り消され、新たな夢も生まれて、
友人もできて、これから本当の学院生活が始まる
という時に、唯千花の元に届いたのは
愛を壊すラブキからの脅迫メール。

不穏な終わり方は続編へと繋がっていくのでしょうか。

そして最大の気になるポイントである
送信者は誰なのか?

唯千花や恋愛を守るラブキに対する不快感が
垣間見れます。

その心情は
恋愛は淑女を乱すけがらわしいものとしているのか?
かつて自らも恋愛に溺れ、傷ついた経験者だからこそ
生徒の恋愛の禁止に同調しているのか?

現在のところ不明のままです。

生徒か教師か、学院外の何ものか?
予想は膨らみますが、
万が一その正体が唯千花のすぐ近くにいる人物だったとしたら
怖いですね!

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