Netflix『教場Reunion』ネタバレ解説/十崎が風間を憎む理由

邦画

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長岡弘樹氏の原作シリーズを木村拓哉主演×君塚良一脚本(『踊る大捜査線』)
のタッグで実写化した大人気ドラマシリーズの劇場版『教場Reunion』

Netflixにて配信中の本作は前編にあたり、現在公開中の後編
『教場Requiem』へと続いていく展開になります。

本記事では前編『教場Reunion』について
十崎が風間を憎む理由などネタバレありで解説しています。

キャスト
木村拓哉、綱啓永、齊藤京子、金子大地、倉悠貴、井桁弘恵、大友花恋、大原優乃、
猪狩蒼弥、中山翔貴、佐藤勝利、中村蒼、大島優子、目黒連、川口春奈、三浦翔平、
味方良介、濱田岳、福原遥、杉野遥亮、赤楚衛二、白石麻衣、染谷将太、坂口憲二、
林遣都、森山未來、小日向文世 

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Netflix『教場Reunion』第205期生の生徒たち

まずは『教場Reunion』で描かれる、
風間公親教場の第205期生の中でも風間の洗礼を浴びた者について
簡潔に解説します。

以下、結末までのネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。

本記事の情報は2026年3月時点のものです。
最新の情報は各サイトにてご確認くださいませ。

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栄誉の裏の秘密

交番で起きた警察官の自殺未遂の現場に遭遇し、通報をしたことで
警察側から表彰を受けた過去がある矢代佐藤勝利)。

それがきっかけとなって警察官を目指して風間教場に入学しました。

しかし父親も厳格な警察官であるため家族からの過度な期待への
プレッシャーと風間教場の厳しさに打ちのめされる
ように。

実は警察官の自殺未遂の現場で銃弾をひとつ盗んでおり、
それを使って同期の門田綱啓永)との実習中に拳銃自殺を図ろうとするのです。

門田にとめられ事なきをえたものの、
銃刀法違反が適用され事情聴取及び退校に。

罪と偽装と

成績トップを争う石黒(演・浦上晟周と星谷(演・齊藤京子)でしたが2人は
過去に恋人同士だったという関係にありました。

しかし石黒が星谷に振られたことで未練が断ち切れなかった石黒は
彼女を追って警察学校にまで入学したのでした。

それ以来彼女をストーキングしており、成績でさえ追っている
という徹底ぶりを見せます。

石黒が邪魔な星谷は石黒の罪を偽装して罪を露呈しようとしますが、
風間は石黒の犯罪も星谷の偽装も見破ります。

共に退校処分を受け、石黒は退校しますが星谷は学校に残り、
彼女は風間から「目ざわりだ」と冷遇されています。

もう一つの罪とは?

自身の格闘技の腕に自信をもって挑む若槻中村蒼)にも
警察官の父親がいました。

そんな若槻は渡部猪狩蒼弥)と共に交番実習にむかった際、
事件に遭遇してしまいます。

通行人から刃物を持って暴れている人物の存在を
聞かされた若槻は渡部の不在に一人で現場へと向かいました。

得意の格闘技を持って犯人を取り押さえた若槻でしたが、
犯人を捕らえたまま技を解かない状況に危険を察知した
渡部が止めに入り確保に至ったという経緯がありました。

勇敢な逮捕劇という評判の若槻でしたが消防訓練では閉所恐怖症でパニック状態になり
鉄則を無視して一人で突き進んでしまいます。

そして自身がパニック状態に陥ったことなどを隠蔽したことを
風間に見破られ道場で格闘しているうちに若槻の表情が変わります。

その光景を見ていた渡部は犯人を取り押さえた時と同じ表情
と証言しました。

風間によって退校を言い渡された若槻でしたが渡部は、
ミスの隠蔽や突如として殺意が芽生えてしまうことでの
退校処分は重すぎる
と訴えました。

しかし風間は、若槻はもう一つ罪を犯したのだと言い
立ち去りました。

立派な刑事になるという証明

町工場を経営している両親を見ていて、みかじめ料に意義を抱くようになり、
両親のように立場上苦しめられている人たちを暴力団から救いたい
という理由から警察官を目指している笠原敦気(金子大地)

学校長からの課題で犯人が逃走できないように
車両のエンジンがかかるのを阻止する方法を聞かれた笠原は
模範解答の実演を難なくこなしたように見えました。

しかしガムテープを使用した際の笠原の行動に疑念を覚えた風間は
彼の小指が義指であることを見破ります。

同じく見破っていたにも関わらず隠していた門田と笠原を呼び出した風間に、
笠原は身体にハンデがあっては入学することは出来ないと思ったと告白しました。

そして入学の直前に工場で事故を起こした笠原本人と両親はそのことを
ひた隠して教場に挑んだのだと言います。

その覚悟をかった風間は自身も秘密を守る共犯になるから
例え身体にハンデを抱えようとも実力があれば立派に刑事になれることを
共に証明しよう
と、門田を公平性の証人に召き、笠原の教場の継続を誓ったのでした。

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風間公親の軌跡

風間は当初、捜査一課で風間道場と称した部下の指導係を請け負って
いました。

そんな風間が警察学校の冷徹教官となった動機に迫ります。

雨の中の惨劇が風間を変えた

ある時、警察学校長・四方田小日向文世)の強い推薦でやって来た新人刑事の遠野章宏
彼を風間道場に受け入れ、彼の指導にあたった際に
その後の風間の人生を変える事件が起こります。

15年前、風間自身が逮捕し自白させた千枚通しを凶器にした殺人犯・十崎波琉が釈放
されたのです。

しかし十崎は再び被疑者の容疑をかけられたため、
張り込み捜査へと向かった風間と遠野でした。

土砂降りの雨の夜、一人で犯人を追跡し、見失ったと戻って来た遠野の
背後から忍び寄った十崎は風間の目の前で遠野をめった刺しにしたのです。

慌てて応戦に入った風間は一旦は十崎を投げ飛ばしますが、
遠野の様子を伺い通報を入れている背後から襲われ、
千枚通しで右目を刺されてしまったのです。

惨劇の末に見たものと決意

一旦は一命をとりとめた遠野でしたがその後容態は急変し
どうしても刑事になりたいと言っていた彼は、
最後に「僕は刑事になれませんか?」
と言い残して帰らぬ人となってしまったのでした。

遠野の容態が急変した時、風間は指導している部下が
犯人を落とす現場へと同行しており、遠野の元へ向かうことを
後回しにしました。

最後に会うことが叶わず、部下を失い自責の念に駆られ、
風間は一人、涙を流します。

風間自身もさらなる部下の指導のため
右目の治療を十分に行わず、義眼となってしまいます。

しかしあの雨の夜、遠野と風間を襲った直後に犯人とぶつかった
目撃者が存在したのです。

そして歩いていた十崎は偶然通りかかった警察官に逮捕され
あとは証人を呼び、自白をさせるのみでした。

ところがやっと見つけた目撃者は十崎を犯人だと断定できず
逮捕時に警察官は公務執行妨害をでっちあげたことが
映像でも拡散されてしまったのです。

十崎の弁護人に抗議を受けた警察は十崎を釈放するしか
方法はありませんでした。

風間は十崎を逮捕した警察官の軽率すぎる行動に、
教場で何を教わったのか?と怒りを覚えます。

こうして部下を失い、犯人も起訴出来ずに痛みだけが残った
事の顛末を前に、風間は警察に対する非力さや
被疑者を前に起訴できない虚しさに絶望感すら覚えたのです。

こうして風間は一線から退き、警察官になった者に対してではなく、
事件を解決できる警察官、その命を失うことのないように適正がある警察官
を育てるため
に警察学校という取返しのつく場所から指導する道を選んだのでした。

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何故十崎は風間を狙うのか

15年前に十崎を逮捕したのは風間でした。

しかし刑期を終え釈放されるまでの月日が経過してもなお
風間を恨み狙うのは何故なのでしょうか。

本作で再集結した風間の教え子たちがその謎を解明しています。

十崎の妹の存在

十崎には唯一の親族と言える妹沙羅がおり、彼の犯行の動機になっているのも
彼女の存在が関係していました。

15年前に千枚通しで交際相手の女性を刺殺した十崎
その動機はと言うと、生まれつき弱視でいじめを受けていたことがきっかけで
パニック障害と外出恐怖症を発症してしまった沙羅を見た交際相手が

「これはいじめられても仕方がない」

と馬鹿にしたことが十崎の怒りをかったのでした。

ではなぜ風間にも怒りを向けるのか?

逮捕し自白させたことにももちろん逆恨みはあるのでしょうが、
実は風間が十崎の逮捕後、一人きりになってしまった沙羅の支援をしていた
ということが発覚します。

このことが十崎の嫉妬心をあおり、怒りは収まることなく
継続していた
のです。

その後、面会へ訪れた風間は十崎が罪を償う邪魔をしたくはないからと
もう二度と沙羅とは合わない約束と謝罪を申し入れていました。

その際にも十崎は沙羅が風間のことを嬉しそうに話すと、
恨み節をきかせており、その嫉妬心は根深いものであったことが
示唆されています。

風間自身、自身の善意が思わぬところで十崎を苦しめ、
逆に更生の邪魔をしてしまったと感じたことから
自ら謝罪をするという行動をとったのでしょう。

しかし恐らく釈放された十崎が妹の所在がつかめず会えなかったことから、
風間が十崎から沙羅を奪い遠ざけたという勘違いと逆恨みが継続している
ものと推測されていました。

あえて風間の命というよりは目を狙うのも、
妹と同じ苦しみを味あわせたいという歪んだ気持ちからなのかも
しれません。

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『教場Requiem』へと引き継ぐ伏線

『教場Reunion』では風間のかつての教え子たちが
再集結し十崎専従チームという心強い結束を垣間見ることが
できました。

その一方であろうことか警察学校内での不穏な動き
見受けられ、後半への布石となっています。

氏家は裏切り者

第205期生の生徒として風間教場に在籍中の氏家倉悠貴)が
LINEでのやり取りで誰かに
十崎専従チームの情報を露呈させていることが判明します。

そしてどうやら相手からは金銭を受け取っているようです。

舞い戻った平田の思惑とは

沙羅の居場所を突き止めた十崎専従チームでしたが、
その情報は仕掛けられた盗聴器によって露呈し、
一足先に沙羅は何者かに連れ去られてしまいました。

沙羅を連れ去った集団のリーダー格がハレルヤと言って顔をあらわにすると
その正体は、
『教場Ⅰ』にて宮坂(工藤阿須加)に逆恨みの末、無理心中をしようとして
退校になった平田(林遣都)だったのです。

劇中で四方田の元を訪れた平田は父親が亡くなったとして、
風間にも挨拶をしに顔を見せました。

自身は現在はクリーニング店でバイトをしており
真面目に過ごしていると自負していました。

しかしその際、風間は父親の亡くなった原因などを平田に確認しており、
風間はこの時点で平田に疑念を抱いていると思われます。

その他の伏線

初沢紬(井の元に駆け付けた彼女の妹は
『お姉ちゃん、私殺される』
という不穏なSOSを出していました。

妹は何に怯えているのか?
何等かの事件と繋がってくるのでしょうか?

また洞口亜早紀(大友花恋)と交際中のはずの真鍋辰貴中山翔貴)は
木下百葉大原優乃)に2番目でもいいからと告白された後、
密会していた現場が映し出され、2人が浮気している様子を洞口が目撃している
というシーンもありました。

そして風間が門田に言った、退校処分となった若槻が犯したという
もう一つの罪とは一体何だったのでしょうか。

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『教場Reunion』まとめと感想

本作はNetflixの独占配信後、地上波で放送されたものとなっており、
物語は劇場版『教場Requiem』へと繋がっていきます。

筆者は配信派(笑)なので『Requiem』の方は未視聴です。

それ故、伏線はりまくりで幕を閉じる本作は気になる謎が
溢れていてどきどきがとまりません。

中でも若槻が退校になった恐らく一番の原因
『もう一つの罪』
とは何なのか?

犯人も証言している若槻が被疑者に「無言で近づいたこと」
関係しているのでしょうか?!

現役生徒の氏家と繋がっているのは平田か‽十崎か?

平田は宮坂を巻き込んでの無理心中未遂での退校なので
教場に挨拶にやってくること自体違和感アリアリでしたよね。

風間も早々に疑念を抱いていた様子でした。

それなのに四方田校長って、なんだかつめが甘くないでしょうか。
わざとなの?
というくらいここまでくると個人的には敵か味方かわからない人物です。

風間のもう一つの視力に不安がよぎる描写もありましたが、
そんな中、十崎専属チームをたしなめる風間の姿が印象的でした。

「君たちは十崎に復讐をしたいだけなのか!」
・・・と。

遠野の刑事としての未来を奪った十崎が憎くないはずはないのでしょう。

しかしあの時、遠野を一人で向かわせ彼が背中から襲われてしまったこと。
風間自身、十崎に背中を向けてしまったことにも
自責の念がわかずにはいられないのかもしれません。

だからこそ目の前の仇うちなんかではなく、
風間は刑事としての覚悟をより一層強めているのです。

もしも視力が失われたら教えられることも限られてしまうかもしれない。
守ってあげることも・・・。

だから限られた時間をホンモノの刑事を育てるために、
死なない刑事を育てるために費やしたいのではないでしょうか。

個人的には「進撃の巨人」のリヴァイが少しよぎる風間教官です。

かつて遠野が育てた花の世話を欠かさない風間には
今も遠野への償いをする日々が続いているのでしょう。

『教場equiem』の配信が(笑)楽しみすぎる一作です。

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