【エスター】と【エスターファースト・キル】はどちらから見るのがおススメ?見どころ結末とネタバレ感想

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2009年に公開された【エスター】という映画はもうご覧になっているでしょうか?

あまりに衝撃的などんでん返しを描いたあの作品から
13年も経過した2022年に制作された続編であり前日譚

【エスターファースト・キル】

続編で待っているのはどんなまさかなことなのか⁉

また

続編だけれど前日譚な本作。

果たして前作『エスター』を見てから『ファースト・キル』を見るべきか
時系列通りに『ファースト・キル』を見てから『エスター』を見るべきか。

迷いますよね。

そんな訳で本記事では
〖エスター〗シリーズのおススメの視聴順
〖エスターファースト・キル〗(以下『ファースト・キル』と表記します)について

あらすじ
見どころ
新たな裏切りと衝撃の結末
ネタバレ感想

等の内容をまとめました。

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【エスター】シリーズのおすすめの視聴順とは

【エスターファースト・キル】は前作【エスター】の前日譚を描いたものです。

では【エスターファースト・キル】から視聴すれば時系列順に楽しめるのか?

といえば、そう単純なものではないように思います。

それぞれの好みの順番はあるかと思いますが
筆者のおススメは【エスター】から視聴するです。

なぜならば・・・

【エスター】には衝撃の裏切りが待っている

【エスター】から視聴した方が良い最大の理由は
その劇中に衝撃的な裏切りが描かれていることにあります。

ところが【ファースト・キル】の方では冒頭で既にその種明かし
なされてしまいます。

この衝撃を味わわないのは勿体ないので是非とも
前作【エスター】からの視聴がおすすめです‼

【エスター】を鑑賞していなくても楽しめるか

例えば、【エスター】は視聴しないけれど
【ファースト・キル】の方は見てみたい。

ということであれば、前作を未視聴でも十分楽しめる作品になっています。

しかしながら、【エスター】でのあの場面はこういうことだったのか!
という発見が出来るような繋がりが描かれていることも確かなので
2作品とも視聴すると2倍楽しめちゃいます!

【エスターファースト・キル】簡単なあらすじ

芸術療法の専門家アナはエストニアの精神病院での初勤務へ向かった。
しかし出勤初日にして脱走する凶暴な少女を目撃したアナは
自分には合わないと確信し即退職を申し出る。

一方コネチカット州に住む資産家オルブライトの元には
4年前に行方不明になった娘・エスターがロシアで見つかったとの連絡が入る。

早速迎えに来た母トリシア・オルブライトと再会した成長したエスターは
父・兄のいる家族の元に戻るのだが・・・。

みどころ

【エスター】で体験した衝撃とは違った新しい衝撃が待っています。

そんな【ファースト・キル】のみどころをまとめました。

11年ぶりにエスターを演じるイザベル・ファーマン

筆者が【ファースト・キル】の予告を視聴した際には
よく似ている主人公を見つけて来たんだなぁと思っていました。

それくらい、10年以上経過して再度子どもの役を演じるというのが
潜在的に現実的ではないと思っていたからに他なりません。

しかし驚くことに撮影当時23歳になったイザベル・ファーマン
再び10歳のエスターを演じたというから驚きです。

イザベルが子どもを演じるという撮影にあたっては
CG技術などを使用するのではなく
メイクであったり、遠近法であったり、他の出演者が厚底靴を履いたりして
身長差をつけるといったような方法が施されたそうです。

そんな撮影方法にも注目しながら視聴すると楽しいですね。

エスターが苦戦する?かも?

あの不気味なエスター、凶暴なエスター、無敵なエスター。

そんなエスターが本作でもぶっちぎりに
エグさを放出してくれることを期待していると・・・

本作ではエスターが苦戦しちゃうかも⁈しれません。

エスターの身に何が起こるのか?
それこそが本作の最大の見所になっていると思います。

以下【エスター】及び【エスターファースト・キル】
のネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意くださいませ。

前作【エスター】を見るなら人気のアニメやバラエティも見放題のHuluがおススメです!

本記事の情報は2023年8月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認くださいませ。

新たな裏切りと衝撃の結末

前作【エスター】を視聴した方ならば
エスターが入り込んだオルブライト家に同情をしてしまいますよね。

本作でみせる新たな裏切りとは

【エスター】を視聴済みならば
本作のターゲットであるオルブライト家に同情しながらも、

あぁまたこの家族にも惨劇が起こるのかぁ・・・

というエスターの恐怖の無敵ぶりを覚悟するのではないでしょうか。

しかしながら本作は一味違います。

なんとオルブライト家は、一瞬エスターがひるむほどのヤバい家だったのです。

兄のグンナーは本当の妹エスターをやりすぎたと称し殺してしまったのです。

それを知った母親トリシアは家と兄を守るため
実の娘エスターを遺棄してしまいます。

そんな事実を認識していながらトリシアは見つかるはずもない
エスターに扮したリーナをすんなり受け入れ、
感動と喜びの家族愛を演じ切るのです。

本作はまさに

サイコパス・エスターVSモンスター・トリシア

そんな構図ではないでしょうか。

想像もしなかった驚きと裏切りがそこにはありました。

衝撃の結末

行方不明だった娘が戻ってきたことで、
依然のように明るく愛情深い夫に戻ったアレンを失いたくない
トリシアは一旦はエスターを追い出さずに利用しようと試みます。

しかし

自分たちを殺そうとしているエスターに気づき、
グンナーと共にエスター抹殺作戦を決行しますが
エスターVSグンナーは
エスターの圧勝に終わりました。

無残な息子の姿を目撃したトリシアは激高して
エスターに襲いかかりますが、
2人仲良く屋根から滑り落ち、なんとかへりに捕まって
その手を離せば真っ逆さま状態に陥ります。

そこへ帰宅した何も知らないアレン。

『ママが殴るの』
『この女は娘じゃない。成人している』

醜い罪の擦り付け合いをする妻と娘。

最初に助けられるのは一人。
アレンはどうするのか。

というと、あっさり娘を救出。

選ばれなかった妻は落ちていった。

悲しみにくれるアレンがエスターの頬を
ぐにゃぐにゃ触るものだからエスターの入歯が取れてしまう。

そして入歯がとれただけでその瞬間
全てを察してしまったアレンはエスターを拒絶した
反動で屋根から落ちてトリシアの元へ・・・。

こうして家族全員を亡くしたエスターは
孤児となった。

【エスターファースト・キル】を見た感想

【エスター】の前日譚の存在を知ったその時から

視聴者が『エスター』での最大の見せ場を知ってしまっている
というディスアドバンテージの中、

この作品を高評価に導く術は何なのか⁈

とても興味深く楽しみにしていました。

結果、『エスター』で描かれた養子を迎えた家族の悲劇
逆手にとり、

今度は何と実子になりすましたエスターが家族を悲劇に導く物語

という悲惨さのミスリードで視聴者を混乱させることに
大成功しました。

【エスター】の方とはまた違う面白さ、どんでん返しが味わえる作品
だと思いました。

本作は
リーナがエスターとして初めての罪を犯した
という前日譚を描いていて

前作【エスター】における
壁紙に描かれた内容や、ライトを照らすことにより隠された絵が
浮かびあがる手法などの種明かしがなされていて
見応えがありました。

欲を言えば
そもそもなぜモンスターリーナが生まれたのか⁈

という謎が解ける
【エスター・ゼロ】が見てみたいです。

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