Huluオリジナル【フジコ】未解決事件の犯人と真実をネタバレ解説

赤いバラ 煙 ドラマ
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未解決の一家惨殺事件の生き残りでありながら
凶悪犯と化してしまった女性の生き様を描いた衝撃作【フジコ】

結局未解決事件の犯人は誰なの?

そんな疑問にお答えします。

Huluオリジナルドラマ版の【フジコ】の結末に加え
続編的な内容の原作で明かされる真実についても言及しています。

この記事でわかること
・高峰美智子とは何者か?
・犯人の正体
・原作続編で明かされる真実

Huluオリジナルドラマに興味がある。
〖フジコ〗って面白いと評判だけれど残酷描写が苦手だから犯人だけ知りたいな。


そんな方のお役にたてたら幸いです。

では、あらすじから見ていきましょう。

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Huluオリジナル版【フジコ】のあらすじを紹介

十数人の命を手に懸けた罪で極刑判決を受けた〖フジコ

実はフジコは自身が幼少のころ家族を惨殺されていました。

一家の中でたった一人の生存者になったフジコもまた
首に重傷を負って発見されました。

事件後、母親の実妹である茂子に引き取られ、これまでとは一変した毎日に
〖人生はリセットできる〗
のだと実感します。

叔母である茂子の教え通り〖嫌なことは忘れてしまう〗ことを望んだ結果
事件の犯人、事件の詳細は記憶から消してしまったフジコでしたが
ここからフジコの罪は始まっていきます・・・。

逮捕された時、フジコには2人の娘がいました。

長女の早季子はフジコの人生を綴った原稿を
ジャーナリストの高峰美智子に託し自ら命を絶ってしまいました。

その原稿を出版するべく獄中のフジコの元に通う高峰美智子でしたが・・・。

キャスト
尾野真千子(フジコ)、谷村美月(高峰美智子)、真野響子(茂子)、
浅田美代子(小坂初代)、丸山智己(若村春)、リリー・フランキー(水谷)他

Huluオリジナルドラマ【フジコ】は全6話です👇

ドラマ【フジコ】をまだ見ていないと言う方はHuluにて視聴できます

Huluのおすすめポイント

月額1.026円(税込)で映画やドラマやアニメも見放題です。
Huluならではのコンテンツ、『THE HEAD』シリーズの様なオリジナルドラマも好評です!
(※iTunes Store決済の場合には1,050円(税込)となります。)

★支払い方法も色々
クレジットカード決済以外にも、PayPay、LINE Pay、ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払いがあります。
またコンビニ等で気軽に入手できるプリペイド式のHuluチケットもありますよ。

本記事の情報は2023年9月時点のものです。
最新の情報は各サイトにてご確認くださいませ。

以下、作品のネタバレが含まれます。
未視聴の方はご注意くださいませ。

高峰美智子とは何者?

早季子からの原稿を受け取り、フジコに接見する高峰美智子というジャーナリスト。

彼女の正体はフジコの次女であり、上原美也子だったのです。

美智子はフジコに自分が娘であることは隠して接見していましたが
フジコは初めから美智子が娘であることはわかっていたようです。

最後の接見で親子喧嘩のような言い争いをするフジコと美智子が印象的でした。

犯人の正体は〖そびえ立つ富士山!?〗

高峰美智子がフジコに取材し、接見していく中で、徐々に事件の全貌が見え始めます。
フジコの人生を綴った早季子の原稿の中に、
【本当の犯人】の正体が隠語として描かれていました。

それが『そびえ立つ富士山』であり、
その言葉が示すのは叔母の茂子のことだったのです。

フジコが幼少の頃一家を襲った犯人は、フジコの父親と不倫関係にあった
小坂初代でしたが、その小坂を裏で操っていたのは茂子でした。

その真相に気付いてしまい、原稿にしようとしていた早季子は口封じのために
自殺を偽装され殺されてしまいました
その犯人も茂子(初代)です。

さらに、ラストで早季子の犯人を示す隠語に気付いた美智子を睨む茂子の姿があり、
この後、美智子が亡くなったことを示唆する描写がありました。

美智子もまた真相に気付いてしまったため茂子に口封じされたのでしょう。

以下、原作のネタバレも含まれます。
未読の方はよろしければ下記から購入することもできます👇

〖フジコ〗の原作【殺人鬼フジコの衝動】はコミックシーモアで読めますよ!

〖フジコ〗の続編原作【インタビュー・イン・セル殺人鬼フジコの真実】を読むならコミックシーモアからどうぞ!

原作続編で明かされる驚愕の真実

フジコ 続編として原作『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』があります。

この中でさらに驚愕の真実が明かされていました。

フジコは茂子の実子だった

実はフジコは茂子の実子でした。

茂子の姉の慶子は容姿も端麗で夫は資産家という人が羨む幸せを掴んだように
みえましたが、完璧ではありませんでした。

2人の間には子供が出来なかったからです。

そこで茂子の実子のフジコを養子に迎えました

すると後に慶子自身の実子も生まれ、やがて慶子は実施であるフジコの妹だけを
溺愛し、不倫をしている夫と不仲になると、
フジコには虐待を加えるという所業にでたのです。

フジコの人格形成の発端になったと言っても過言ではない母親の虐待は
フジコが自分の実子ではなく茂子の実子だった故でした。

一家殺人事件の犯人はフジコ

ドラマ版ではフジコ一家の殺人事件の犯人は
フジコの父親と不倫関係にあった小坂初代であるという結末でした。

しかしながら真実は異なり、本当の実行犯はフジコでした。

フジコの罪を隠蔽したのが茂子と初代だったのです。

2人はフジコも犯人に襲われたという状況をつくるためフジコの首にも
重傷を負わせたのでした。

高峰美智子は生きていた

ドラマのラストで茂子の餌食になってしまったことが示唆されていた美智子でしたが
続編では美智子は茂子の息子により監禁されていました。

監禁され拷問の末、美智子の体の一部が森で発見されたため、
美智子は亡くなったと判断されていたのでした。

続編では美智子は同じように監禁され犠牲になった女性の名前を名乗って
監禁場所から逃亡し保護されます。

しかし、親身に相談にのってくれた女性作家を洗脳?し、何かを画策したようでした。

茂子の末路

茂子の実子である健太もまた恐ろしい罪人でした。
監禁拷問を繰り返し、一端は逮捕されるも証拠不十分で罪には問われませんでした。

偽名をつかって逃げ出した美智子は保護してくれたテレビ局関係者である女性作家に
茂子の家で起こった事の全貌を打ち明けます。

この女性作家は、茂子の家を訪れると、まさに犯行中であった健太を手に懸け、
変わり果てた健太の姿を見て激高した茂子もまた殺害したのでした。

そして、女性作家が茂子と健太をほろぼす・・・
それこそが美也子(美智子)の計画であった
ことが示唆されています。

主題歌は【シンデレラ】

主題歌になったのは斉藤和義さんが歌う

【シンデレラ】

アルバム『風の果てまで』に収録されています。

『風の果てまで』はタワレコで購入できます!

暗い曲調ではないのに、どこか物悲しさや、懐かしさを誘います。

最愛の母に訳もわからぬまま忌み嫌われ、はけ口の標的になったフジコは
シンデレラのようにただ本当の愛情が欲しかったのでしょうか。

フジコのハッピーエンドは一体どこにあったのか?
どこまで戻ったらハッピーになれたのか?

そんなことが浮かんでしまうような曲です。

【フジコ】を見た感想

本作は凶悪殺人犯が主人公なので、当然といえば当然なのかもしれませんが
バッドエンドの中のバッドエンドという感じのいや~な終わり方でした。

フジコは自身の子どもを虐待し、彼女らをもれなく不幸のどん底へ突き落としたわけですが
そのことを悔いる場面や早季子や美也子を失っても悲しむ素振りなどが微塵も描かれておらず
人としては完全に壊れてしまっているサマが、虐待が作る人格の怖さをヒシヒシと感じました。

一方で、子供時代のフジコはそれでも親のような存在から愛されることを望み、
手を差し延べる仕草が痛々しく描かれていました。

本当の母親である茂子に、そうとは知らずに愛情を求め、
茂子からは差し出した手が握られることはなかったけれど、
早季子がフジコに差し延べた手を認識したことで、
フジコは早季子にとどめをさすことをとどまっています。

子供にとっては親は全てであり、代わりのきかない存在。
そういう存在に拒絶されることが子供にとっては
どれだけの孤独感と絶望を招くことになったのかは想像に絶するところです。

そう考えると、怪物フジコの人格を作ったと言えるのは
紛れもなく実母の茂子であり、
救えた人物もまた茂子しかいなかったと言えるのではないでしょうか。

イヤな、痛い、悲しい、怖い、切ない、
これでもかというほどの負の全てが詰まった残酷な物語ですが

共感ではない何かが心に引っかかる・・・そんな一作です。

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