配信直前【イカゲーム2】前作の結末を徹底解説、黒幕の正体とその理由とは

海外ドラマ
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2021年に公開された前作の
【イカゲーム】は世界94カ国での1位を獲得するなど
Netflix至上最も多くの時間視聴されたドラマとなっています。

そんな本作に待望の続編【イカゲーム2】
いよいよ10月~12月中に配信されることが
決定しています。

そこで本記事では前作【イカゲーム】の結末、
未回収の謎等のおさらいをまとめました。

また現時点で判明している【イカゲーム2】の
キャストなどについても触れています。

記事のポイント
・『イカゲーム』概要と結末
・前作『イカゲーム』で残された謎
・『イカゲーム2』情報

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【イカゲーム】あらすじ

高齢の母親と二人暮らしのソン・ギフン
彼には妻と子どもがいたが、事業の失敗で多額の借金を背負った
のを機にギフンは運転代行として働き、家庭は崩壊した。

ある日、娘の誕生日にご馳走をしたいギフンは
母親のへそくりを盗み出し、競馬で一攫千金を狙う。

456万ウォンを手にしたギフンが競馬場を後にしようとしたとき
借金取りに見つかってしまう。

逃げるギフンは1人の少女とぶつかりながら逃走するも、
とうとう借金取りに捕まってしまう。

競馬で手にした456万ウォンを渡そうとポケットを探ると
その内ポケットは切り取られていた。

逃げる途中でぶつかったあの少女が盗んだのだ。

一文無しのギフンに、借金取りたちは
来月までに借金を返せなければ
〖身体放棄する〗という念書に押印させられてしまう。

競馬場で窓口の女性に1万ウォンのチップを渡していた
ギフンはそれを返してもらいゲームセンターで景品を取得すると
娘との会食へ向かった。

来年こそは素敵なプレゼントを用意すると約束するギフンでしたが
同居する母親からギフンは再婚した父親の都合で
アメリカへ引っ越すのだと告げられる。

そんな折駅で謎の男から10万ウォンを賭けためんこゲームの誘いを受ける。

ギフンが負ければ平手打ちをされる。
ギフンが勝てば10万ウォンが貰えるというものだった。

何度も平手打ちされた後、ようやく勝利したギフンは約束通り
10万ウォンを手にする。

謎の男はさらに大金が儲けられるゲームがあるのだという。
参加したければ連絡して欲しいと名刺を預け
電車に乗って去っていってしまう。

娘と暮らすには大金が必要。
借金を返さなければ身体放棄が執行される。

ギフンは意を決して名刺の番号へかけるのだった・・・。

キャスト
イ・ジョンジェ、パク・へス、ウィ・ハジュン、チョン・ホヨン、
オ・ヨンス、ホ・ソンテ、イ・ユミ、コン・ユ、イ・ビョンホン 

以下、ネタバレ含みます。
未視聴の方はご注意ください。

本記事の情報は2024年7月時点のものです。

『イカゲーム』の概要と結末

金銭的、境遇など様々な理由で生きにくい生活を送っている
者たちが多額の賞金を獲得するために挑戦する子どもの遊び

しかしそこに賭けるのは命
負けたら即人生から退場を余技なくされるデスゲームの
概要と結末を簡単にまとめました。

〖イカゲーム〗とは?

韓国で1970年代~80年代にかけて子どもの遊びとして知られたゲーム。
〇△□を使って構成されたイカのような形を地面に描き
攻撃と防御に分かれてその形の中で陣地を奪い合う

攻撃はイカの一番先端のゴールに辿り着ければ勝ち
守備は攻撃を図から押し出せば勝ち

しかしこのゲームは激しさを増し、危険視された末、
禁止令が出される事態になったということです。

本作では物語の冒頭において本ゲームの細かい説明ななされており
最終話でファイナリストとなった2人が最終ゲームである
イカゲームに挑むこととなります。

命がけの子どもの遊び

最後まで勝ち残った者は
参加者456名分の賞金とされる456億ウォンが獲得できる

それには6つのゲームに勝利する必要がある。
6つのゲームとは
第1ゲーム〖だるまさんが転んだ〗
第2ゲーム〖型抜き
第3ゲーム〖綱引き〗
第4ゲーム〖ビー玉〗
第5ゲーム〖飛び石ゲーム〗
最終ゲーム『イカゲーム』

という子どもの遊びとして親しいものばかり。

従来のゲームとは異なるのはそれを大人たちが懸命になって行い
いずれも負けたら命はないデスゲームなのです。

現実が『地獄』の参加者たち

参加者たちは多額の負債を抱えるなどして
お金を必要とし、社会から疎外されている
言える存在でした。

そのため一端はデスゲームのルールにのっとり
参加者の過半数にのぼる希望によって
ゲームを中断し、元の生活へ戻りますが
彼らの多くは借金取りに追われたり、
お金がない故の厳しい現実が待っており、
再びゲームへと参加表明するのでした。

主な参加者たちの最後とは

67番の女性(セビョク)


北朝鮮から逃げて来た脱北者

弟は脱北に成功し韓国内の施設におり、
母親は途中で捕まり北朝鮮に強制送還されました。

父親は脱北の際、撃たれて亡くなっており
セビョクの願いは弟を引きとり、母も探し出して
家族で暮らすことでした。

そのために大金が必要で、
ギフンとの出会いもギフンの持っていた456万ウォンの窃盗でした。

母を探すという依頼した仕事をきちんとしない
脱北者支援センターの男性にナイフを突きつけたように、
最後は、サンウにナイフで首を斬られ絶命します。

101番の男性(ドクス)


かつてはセビョクを従えていた暴力団のリーダー格
セビョクら部下の報酬も横取りしていたことが示唆され、
さらに、それにあきたらず組織の金にも着手してしまう。

そのため組織から狙われる存在になる。
現実では部下に裏切られフィリピンマフィアに売られそうに
なったドクスは橋の上から飛び降り再びゲームへ戻った。

奇しくも、飛び石ゲームで、保身のためドクスが裏切った恩人に
道連れにされるかたちで落下して絶命
した。

199番の男性(アリ)


パキスタンから出稼ぎに来た労働者
本作で最も善良な人物といえるでしょう。

しかし怪力を武器としていて、第1ゲーム時には
倒れそうになったギフンを指で掴んで救います。

働いていた工場の社長が賃金を払わず、
問い詰め、もみ合った際に社長の大けがを負わせてしまい、
その際に社長の胸元から落ちたお金の入った封筒を
盗んで逃走
します。

そのお金を妻に渡すと、先に帰国するよう促し
再びゲームへ戻りました。

自分を騙し、賃金を払わない社長からお金を盗んだ
アリは、ビー玉ゲームで
〖アニキ〗と慕っていたサンウに騙されビー玉を盗まれて
射殺され絶命
しました。

218番(サンウ)


ギフンとは幼馴染で後輩にあたるので、
ギフンをアニキと呼んでいます。

ソウル大学の経営学科に首席入学し、卒業後は証券会社の投資チーム長になった
エリートでした。

母親には海外出張中だと報告していました。

しかし顧客から横領した金で先物取引などに失敗すると
母親の店や財産なども抵当にしてつぎ込んだデリバティブで
60億ウォンの負債を抱えていたのです。

また私文書偽造や詐欺行為などで警察に追われていました。

サンウはゲームの中断には反対派でしたが
現実の世界に戻り、練炭自殺を試みます

その時、チャイムが鳴って、再びゲームへの参加資格が得られた
ため、ゲームに戻ります。

しかしながら自身が勝つために、他人に手を懸けるなどして
勝ち上がって行き、ギフンとの最終戦は
金が欲しいサンウと金のために人の命を奪うことに憤りを覚える
ギフンとの殺し合いに発展します。

最後は一度は自ら命を絶ちかけたように
持っていたナイフで自らを刺し、
母親のことをギフンに託して絶命
しました。

生き残ったのは誰?

最後まで生き残り賞金を手にしたのは
主人公のギフンでした。

だるまさんが転んだゲームでは助けられたギフンは
ビー玉ゲームでは相棒を騙して勝ちを手にします。

しかし飛び石ゲームで時間制限を気にして
自分の前のプレーヤーを故意に落とした幼馴染のサンウ。

そしてファイナリストはギフンとサンウ、セビョクの3名に。
しかしセビョクは飛び石ゲーム終了時に硝子の破片で
負傷していたのです。

ギフンが治療を要請しに行った隙をみてサンウがセビョクを殺害
したことにより、激高したギフンと受けて立つサンウの
暴力に満ちたイカゲーム。

刺し合い、殴り合い、噛みつき・・・
泥沼の争いの末ギフンの勝利がほぼ確定します。

しかしそこでギフンはゲームを取りやめよう、
そして家に帰ろうとサンウに手を差し延べたのです。

その手を一度は伸ばしかけたサンウでしたが
突如自らを刺して命を絶ってしまいます。

これによりゲーム参加者の唯一の生存者である
ギフンの優勝
が決まりました。

黒幕の正体

イカゲームの黒幕の正体は9話で明かされます。
その正体とは
ゲーム参加者で001番のおじいさん。
オ・イルナム
でした。

どのようにしてゲームに勝ち上がってきたのでしょうか?

だるまさんが転んだではゲームをするのが楽しくて仕方がない
子どものような表情でクリアを果たしました。

しかし綱引きゲームの際は、他のメンバーが綱に手錠で繋がれ
南京錠がかかっているのにも関わらず、
イルナムの手元にだけ南京錠は見当たりませんでした。

さらにビー玉ゲームでは、一度はパートナーが見つからず
あまりになりかけたイルナム。

実際にあまったのは口が達者で狡猾なミニョでした。
しかしミニョは抹殺されることはなく
〖疎外された弱者を見捨てることはしない〗
とされゲームを行わずしてクリアしています。

まさにおじいさんこそこの〖弱者〗としてあまることが
想定されていた
からなのではないでしょうか。

そのようにイルナムがもしゲームをクリアできなくても
命は助かるよう画策されていたということが判明します。

そして就寝時の参加者同士の殺し合いが勃発した際も
イルナムの
『お願いだ、やめてくれ~』の叫びを聞いたフロントマンが
指示を出しこの騒ぎは収束しています。

そして決定的だったのはこのゲーム地に潜入した捜査官が
フロントマンの部屋で見つけた参加者リストでした。

このリストには002番からしか記載がなかったのです。

001番のおじいさんの名前がない・・・。
これはイルナムに対する疑念を持つのには
決定的な材料になったのではないでしょうか。

最初から良く見ていると
イルナムが黒幕であるという伏線は散りばめられて
いたのですね!

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黒幕の動機

イルナムはその昔は妻と息子とともに
路地裏生活を強いられる環境でした。

一代で貸金業を成功させ大金持ちとなりましたが、
有り余るお金で何を買っても食べても
結局はつまらなくなってしまうので楽しいことを
探し求めてゲームを開催
したというのです。

そしてゲームをVIPとして傍観していたイルナムは
実際にゲームに参加したいと思うようになったのです。

しかしながら最初のゲームの後、
ゲームの中断を求めて行った投票では
イルナムの票にゲームの行方が託されることとなりました。

この時イルナムはゲーム中断に投票しています。

最後にイルナムが『ゲームへの参加を強制したわけではない』
と主張したように、自分の遊び相手を強制的にさせても
楽しみは半減
してしまいます。

だからこそイルナムにとって
自ら遊びに来ることというのは最重要項目だったのかも
しれません。

イルナムはギフンを助けた?

イルナムにとって当初は楽しい遊び相手に過ぎなかったギフン。

しかしギフンは自分が生き残るための選択をする
ドクスやサンウとは対照的に、勝利のためには不利になる存在
と言っても過言ではないイルナムを見捨てることなく
手を差し延べてきました。

そして高齢で粗相をしてしまったイルナムの下半身を
隠すべく、自らの上着を巻いてあげるのです。

その代わりの見返りとしてギフンに差し出されたのは
001番の上着
でした。

001番は他の参加者とは違うことは運営スタッフたちに
通達されていたであろうことが推察されます。

その番号を背負うということは
オーナーがこの男は殺すなと指示していると
言っても過言ではないほどの価値があるのでは
ないでしょうか。

イルナムの思惑とは裏腹に、二人組のペアになったギフンとイルナム
はお互いを『カンブ』として結束をします。

しかしそんな2人に待っていたのは敵として対峙することでした。

ビー玉ゲームに苦戦して後がないギフンを助けるために
イルナムはボケたフリをします。

すると今までイルナムを助けて来たギフンもとうとう
保身のためにそのボケを利用してしまうのです。

イルナムを騙し、勝とうとするギフンに
何を思ったのでしょうか。

それでもビー玉を譲るかたちで
ギフンに勝たせたイルナムは人を信じられないが、
本当は人を信じたかった人なのではないでしょうか。

勝利者ギフンが得たもの

イカゲームの覇者となったギフンは456億ウォンの代りに
サンウと二人で家へ帰ることを選択
しました。

結果的にはサンウの自殺によりギフンは大金を得たかわりに
生きる希望を失いました。

帰宅すると母は静かに亡くなっており、孤独になったギフンは
大金に手をつけることもなくただ日々だけが過ぎていきます。

そんな時〖カンブ〗からのお誘いが訪れます。

約束の場所へ出向くとそこにはイルナムが待ち受けていました。

こんな残酷なゲームを開催したイルナムに激高するギフンに
〖人を信じられるか〗を賭けたゲームを持ち掛けます。

その勝負に勝ったのは
〖人を信じた〗ギフンの方でした・・・。

その後、ギフンはセビョクの弟を引き取り、
サンウの母に彼を託し、大金を忍ばせて渡します。

そして自分は髪を赤く染め、娘の待つアメリカへと
旅立とうとしていました。

そんな時、あのスーツの男が新たなゲーム参加者を勧誘
している場面に出くわしてしまいます。

そしてゲーム参加者候補から名刺を奪い取ると、
〖そのまま飛行機に乗れ〗
という運営の警告を聞かずに
自らゲームへの参加を表明するのでした・・・。

END

前作『イカゲーム』で残された謎

当初は続編の制作を予定していなかったという監督ですが
〖イカゲーム〗にて残された謎もまだ残っています。

謎のメンコ男の正体は?

新感染 ファイナルエクスプレス』や『トッケビ』のコン・ユが演じる
謎のスーツ男は誰なのか?

その男はギフンを筆頭にゲーム参加者をメンコゲームで
勧誘する役を担っていました。

そしてギフンがゲームを終えた後もまだ参加者の勧誘を続けていました。

最終話に再び登場していながら、
ギフンが追いかけた時には既に電車に乗り込んでおり
不敵な笑みを交わし去って行きました。

そんな訳で彼の正体は明らかにはなりませんでした。

しかし、制作サイドによると
このスーツの男は上層部の人間であることが匂わされています。
なんとゲームの運営スタッフ経験もあるという設定なのだとか。

ヤン・ボクナムというこのスーツ男の正体は
シーズン2で明かされることとなるのでしょうか?

筆者的には、イルナムには息子がいるという設定になっている
ことから、イルナムの息子説というのも
可能性ゼロではないのでは?と勘ぐるのは安易でしょうか?(笑)

刑事のジュノの安否

失踪してしまった兄を探すために、
イカゲームの地に潜入した韓国警察の警官であるジュノ

ゲームの残虐さを目の当たりにし、
悪事を公にするべくデータを上司に送りますが
電波がうすく、送信できたかどうかは定かではありません。

そして脱出したものの、フロントマンたちに追い詰められたジュノは
フロントマンこそが兄だったという真実を突きつけられます。

兄は一度は投降を勧めたものの、
最終的にはジュノの左肩を撃って、崖の下へと
転落
していきました。

その後の描写がないのでジュノの安否は不明
のままとなっています。

シーズン2の予告でのキャストの中にジュノに扮するウィ・ハジュンの画像が
あったことから、再びジュノの登場場面があることは間違いないでしょう。

しかしながらそれが現在のジュノなのか、
兄弟の物語に登場する過去回想のジュノなのかは定かではありません。

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『イカゲーム2』情報

続編の内容については、固く守られているようです。

渡米することをとりやめゲームの地へと戻ったギフンは
また参加者になってしまうのか?

それともゲームをぶち壊しに行くのか?
はたまたイノのように、運営スタッフへと転身することになるのか?

謎や期待が深まる続編に続投するイ・ビョンホンや、コン・ユもさること
ながら新登場するキャストも豪華でみどころとなっています。

新たなキャスト

イム・シワ

ボーイズバンドZE:Aのメンバーとしてデビュー。
歌手、俳優、タレントして活躍している。

俳優としての代表作には
『弁護人』『スマホを落としただけなのに』他がある

カン・ハヌル


演劇の名門である中央大学校演劇科に進学し、
テレビドラマ『ミセン‐未生-』や映画『ミッドナイトランナー』
で知られる俳優。

パク・ソンフン


BHエンターテインメント所属の俳優。
『涙の女王』『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』などに出演する。

チョ・ユリ


日韓合同アイドルグループ「IZ*ONE」の元メンバーとしてデビュー。
その後ソロ活動として楽曲を発表している。

チェ・スンヒョン


BIGBANGの元メンバー〖TOP〗として知られる。
現在は俳優、ラッパーなどでも活躍している。

代表作には『アイリス』、『シークレット・メッセージ』など
がある。

その他、
フロントマン(ファン・イノ)のイ・ビョンホン
謎のスーツ男(ヤン・ボクナム)のコン・ユ
ファン・ジュノ役のウィ・ハジュンが続投します。

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