反撃開始なるか⁈【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】season3|あらすじと見どころと感想

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ギレアドに残り侍女を続ける道を選んだジューン。

season3では更なる壮絶な運命が待ち受けています。

そしてとうとうあの人物があんなことに・・・。

衝撃の展開が待ち受けるseason3の
あらすじと見どころ

そして感想と気になった場面の考察を綴っています。

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あらすじ

母親となったセリーナの説得に成功し、多くの協力者の元
赤子のニコール(ホリー)と共に脱出する手はずが整ったジューン。

しかしジューンはニコールをエミリーに託し一人ギレアドに残ったのでした。

ジューンが一人残った理由は
もう一人の娘であるハンナを置いては行けない
という理由からだった。

ハンナの元へ行ったジューンだったが
そこで捕えられ、ウォーターフォード邸へ戻される。

ニコールをリディアおばを襲撃して逃げた
エミリーに託したことをセリーナから責められ、
多くの協力者の元で行われた計画を台無しにして
1人戻ってきたことをニックから責められるジューン。

一方エミリーとニコールは無事に亡命に成功したことがジューンに告げられる。
そしてニコールはルークの元へ。

マッケンジー司令官の家へ侵入してハンナの元へ押し入ったジューンが
罰を受けた後に新たに仕えることになったのは
エミリーを逃がしたローレンス司令官のもとだった・・・。

以下、season1~3の断片的ネタバレを含みます。

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※本記事の情報は2023年6月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認くださいませ。

season3見どころ5選

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①ジューンとセリーナの結束は叶わない

ギレアドは
女性には自由や発言の権利が無く、胸を張って生きることが出来ないような世界。

フレッドによってそのことを痛感したセリーナは、
そんな世界でにニコールを育てることに疑念を感じ、
涙ながらにニコールとジューンを逃がす決意をした。

しかしカナダでルークに連れられたニコールと再会すると一転、
フレッドに導かれるままに、ニコールを取り戻す活動をし始める。

ニコールに執着し、ニコールを自分の元に取り戻すことで
頭がいっぱいになってしまったセリーナ。

一貫してギレアドで自分の娘を育てたくはないジューン。

やはりジューンとセリーナが分かり合うことは出来ないのか。

②ジューンとルークは夫婦に戻れるのか

何も知らずにニコールを育てるルークだったが
セリーナがカナダを訪れた際に受け取った
カセットテープに録音されたジューンの告白を聞く。

ウォーターフォード司令官の子だと思い込んでいたニコールは
本当はホリーと名付けた子で、
父親はウォーターフォードではなく、その運転手だったニックであると。

さらにはニックは自分を支えてくれた人で
ニコールは2人の愛情をもってできた子なのだと・・・。

諦めずにジューンを助け出す術を見つけながら生きてきた
ルークはその告白を聞いて打ちひしがれる。

やっとお互いの所在が判明できたルークとジューン夫妻は
この先どうなってしまうのか。

③ニコール奪還作戦の行方

ウォーターフォード司令官がセリーナを取り戻し
夫妻でやり直すべく考え出したのは

セリーナの発言の権利と
ニコールをセリーナの元へ取り戻すこと

セリーナもまたニコールを忘れることが出来ず
ニコールに別れを告げた決意が崩れていく。

フレッドが導くままに、ニコールの奪還の作戦にのっかってしまう。

奪還に向けてカナダ政府への揺さぶりをかけるウォーターフレッド夫妻。

しかしながらなかなかニコールを取り戻せないセリーナは
ある秘策をフレッドに提案する。

ニコールの運命はどうなってしまうのか。

④リディアおばの過去

リディアおばはかつて、弁護士の仕事をしていました。

しかしながらより子供を守る立場として活躍するために
教師に転職します。

そこで息子をなかなか迎えに来ない
バーガーしか食べさせない
恋愛に奔放である
母親に出会い、子供のために母親とも近しくなり
やがて友人関係のようになる母親とリディア

そしてその母親は、リディアのような親切な人が
1人身なのは勿体ないと
メイク用品をプレゼントしたり、男性との交際をすすめます。

その気になったリディアはオシャレをしてデートに向かいますが・・・。

リディアおば的には相手に拒まれたという結果になりました。

その夜、傷心の中で自宅の鏡を割るリディアの中で何かが変わってしまいます・・・。

そしてこのことがリディア先生が現在のリディアおばへと変貌するきっかけに
なってしまいます・・・。

⑤ジューンの中の怪物が目覚める

抑圧された中で家族と引き離され孤独に立ち向かうジューン。

ギレアドに屈することなく居られたのは
夫は無事に脱出し、娘は元気に暮らしているとわかっているから。

そしていつか娘を連れてギレアドを出ていくという希望があったから。

そんな小さな希望が、同じ苦しみを味わっているはずの侍女の手によって
打ち砕かれたとき、希望は跡形もなく壊れ、
代わりに心の奥底に閉じ込められている
怪物が姿を現し始める。

非情に、残酷に、冷酷になっていくジューン

今、見たいのは他人の不幸だけ。

悪い意味で見違えてしまったジューンに
セリーナもジャニーンもリディアおばでさえも困惑をみせます。

そんな中、侍女に敬意を払っているという医師の言葉が
ジューンの胸に突き刺さる。

果たして元のジューンに戻ることは出来るのか。

以下、作品のネタバレを含みます。

season3を見たネタバレ感想と考察

そろそろ女性たちの反撃が見たいなぁと思っていました。

そしてジューンとセリーナが(一応)同じ娘をもつ母親として
協力関係になれれば・・・と願いたいところでしたが
ギレアドでの2人の違いすぎる立場は足かせになり
距離を縮めることは出来ませんでしたね。

2人の女性の結束は叶わなかったものの
セリーナが夫を切り捨て、血の繋がらない娘を選んだのには驚愕でした。

まぁフレッドだから仕方ないかww

一方リディアおばの過去の描写があり、
リディアのコンプレックスやプライド、心の傷が浮き彫りになりました。

今でもそんなところを突いてしまうとスイッチが入ってしまうんでしょうね!

過去と言えば気になるのはニックの正体

取引に応じてもらえないほどのことをニックはしているのですね!

まだニックには秘密がありそう。次のseasonに期待です。

しかしながら最も驚いたのはジューンの変貌ぶり
主人公をここまで悪人にするのはあっぱれなのです。

オブマシューには個人的に憎しみがあるジューン。
完膚なきまでに彼女を打ちのめしてしまいました。

しかしながらエレノアは?
ジューンを助けてくれるなど、優しく接してくれた夫人だったのに。

エレノアには何の恨みもなかったが
国境の閉鎖を阻止するためには助けない方が都合が良かったジューン。

それはあまりに残酷な決断でした。

ギレアドに対抗する、ギレアドを倒したいと思うのならば
時としてあのジューンのように

非情に冷酷に犠牲を払わなければいけない

そういうことなのでしょうか?

恐らくジューンがエレノアを見放したことに
気付いてしまったローレンス司令官。

なんとも言えない視線をジューンに送っていましたが、

そんな怪物を作ってしまったのも、元はと言えばギレアドを作った自分の罪だと。

そういう解釈をしたのでしょうか。

ジューンを責めることは一切ありませんでした。

もしくは
ジューンがローレンスと同じように手を組んだシーンから深読みをするならば

ローレンスは愛する妻が精神的に病んでいく姿を見ているのが辛くなり
ギレアドから連れ出しても薬漬けになるだけなのでは?と危惧して

ローレンスはエレノアを一人にしたら自ら命を絶つかもしれないと薄々気付きながら
エレノアを一人にした。

ジューンもエレノアを助けなかった。ローレンスと同じことをしましたよ〗
という意味でローレンスの手の組み方を真似た。

ということでしょうか。

いずれにしても反撃開始の一歩を踏み出したseason3でした。

逮捕されたフレッド&セリーナ夫妻の今後。
ニコールとハンナ

ルークとジューン夫妻

そして非情になって大けがを負ったジューンの運命。

色々と気になる行方はseason4へ!


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