小栗旬主演【代償】ネタバレ考察|意味深なラストが意味するものは?

水に浮かぶ折り紙 ドラマ
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Huluオリジナルドラマとして配信中の小栗旬が主演を務める
【代償】

Huluオリジナルのおススメ作品とされながらも、
筆者的には視聴注意喚起を促したいほどの強烈極まりないドラマですww

1話を見て脱落しちゃった人も多いのでは?

筆者も脱落の危機を迎えながらも
全6話の鑑賞を達成しましたwww

そんな問題作のラストもまた奇妙でしたよね?

ラストで〖笑った〗のはどうして?

そんな〖気になる〗にお応えします。

★安藤達也が〖笑った〗理由
★奥山圭輔が〖笑った〗理由

に着目にしてみました。


一個人の意見として、ヒントとして、楽しんでいただけると幸いです。

※原作未視聴のため、Huluオリジナルドラマ版のみの推察になります。

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【代償】のあらすじを簡単にご紹介

若手敏腕弁護士として活躍する奥山圭輔。
彼は同じ弁護士事務所で働く恋人・真琴もいた。

そんなある日、仕事も恋愛も順調な奥山に突如届いた1通の手紙。

それは強盗殺人事件の容疑者として逮捕された安藤達也の弁護依頼であった。
その内容に震えがとまらない奥山・・・。

実は幼少の奥山と安藤は同じ屋根の下で暮らしていたのだ。
遠い親戚という間柄の2人であったが、奥山は安藤を恐れていた。

安藤は〖ふつう〗ではなかったからだ。
奥山は安藤によって人生も心も破壊されてしまった。

この依頼の、今になって近づいてくる安藤の目的は何なのか??

奥山に待ち受けるのは一体どんな未来なのか…⁈

以下、作品のネタバレが含まれます。
未視聴の方はHuluで視聴することができますよ。👇

【代償】全6話はHuluにて配信中です!

Huluのおすすめポイント

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本記事の情報は2023年9月時点のものです。
最新の情報は各サイトにてご確認くださいませ。

安藤達也がラストで〖笑う〗理由

安藤達也(以下、達也)にとって奥山圭輔(以下、圭輔)は、
唯一の絆を感じた相手でした。

そんな圭輔をサイコパス側に引き入れたかった達也は
圭輔が憎しみのあまり達也に復讐しようとするのを黙認し
自分を殺させようと画策します。

しかし寸でのところで、駆け付けた真琴によって圭輔は目を覚まし、
達也の目論みは阻止されました。

勝ったのは圭輔か達也か

圭輔は達也に自分の手で復讐を果たすということを実行しなかった。

それはまさしく、圭輔は達也のようなサイコパスでは無いということを
突き付けたわけで、圭輔が達也に初めて打ち勝った瞬間だったのです。

圭輔から突き付けられた勝利の断絶に絶望した達也は泣き叫び
ビルから身を投げました。

地面に倒れた達也の目は連行される圭輔を見つめていました。

そして圭輔にむかって
ゆっくり、不気味な笑みを浮かべたのです。

達也が笑った理由

圭輔は達也に打ち勝ちました。
このままでは完全に達也が描く圭輔との絆も断絶してしまう・・・。

そこで圭輔の前で強烈な達也の最後を見せつけ、
自分の死を圭輔に焼き付かせた達也。

これで、圭輔は自分を忘れられない・・・
圭輔の中で自分は生き続ける・・・

『俺の勝ちだね。これで一生ともだちだ・・・。』

そんな
達也の望みが叶ったことへの喜び、笑みだったのではないかと思いました。

原作の〖代償〗はbook walkerで!

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奥山圭輔がラストで〖笑う〗理由

ビルから身を投げた達也は病院に搬送されましたが
二度と意識を取り戻すことはないだろう
という医師の判断が下されていました。

いずれにせよ、達也から解放された圭輔も罪が晴れて出所を迎えます。

やがて時が経ち、圭輔と真琴の夫妻には女の子も生まれ
家族3人で
圭輔の養父・吉田さんを待ちながらバーベキューをしていました。

するとインターホンが鳴ります。

〖おじいちゃんが来たのかも〗と喜んで玄関先へ走った圭輔の娘が
折り紙のひつじを知らないおじさんから貰ったと言って戻ってきます。

これは達也の折り紙・・・

達也の折り紙を受け取り見つめながら『笑う』圭輔・・・。

Fin

圭輔が払った代償は良心⁈

ホラー映画のラストの演出で
〖まだ終わっていない・・・〗という描写はよくありがちですが

そんな時のラストは大抵、
ヒロインの恐怖に歪んだ顔だったり、叫びだったりしますよね。

だからこそサイコパスが生きているのを察知し
〖笑った〗圭輔は凄く不気味でしたね。

あの【笑み】の意味を考察してみました。

■達也に洗脳された

これまでの事件で達也に利用され犯罪を犯した人たちの傍らには
達也が折ったであろう折り紙の犬がありましたね。

つまりあの折り紙を持っている人たちは洗脳完了という
描写なのかな?と思いました。

これまで長年達也に苦しめられた圭輔ですが
周りが達也に洗脳されていく中抗いつづけていました。

しかし命をかけて達也と対峙した代償は、
達也の精神に近づきすぎてとうとう洗脳に堕ちてしまった・・・

というラストだったのではないでしょうか。
その場合のあの『笑み』は
達也が復活したことへの喜びを表しています。

今度こそ復讐が出来る

圭輔は達也を断罪する方法を知っていると言っていました。

それが達也のシナリオを壊すことであり、
達也が圭輔が自分を刺すことを望んでいたのなら
真琴が止めなくても
圭輔は達也を刺さなかったのかも?しれません。

さらに、圭輔は、サイコパスである達也が凶器を埋めた場所、
継母道子を陥れる計画などを見抜いています。

達也もこれには喜び、自分と圭輔はやっぱり似ているのだと豪語していましたね。

ラストシーンのこの【笑み】は達也の言った、達也と過ごした時間のせいで
2人は似てきてしまったということを後押しした場面
だったのかもしれません。

圭輔はサイコパスではありませんが、幼少の多感な時期に
あまりにもひどい仕打ちを受け続けた結果、
心の一線を越えて潜在的に制御できない憎しみを抱えてしまっていた。

強すぎる憎しみは罪人の心と似ていて

達也との間にシンパシーやエンパシーといった類の共鳴が起こってしまい
圭輔もまた達也に対する怒りを
もはや制御できなくなってしまっているのではないでしょうか。

通常の精神状態ならば達也の復活には不安を覚える場面ですが
復讐心を制御できない圭輔にとっては
復讐を果たしたい相手が復活したことは喜びだったのではないかと思いました。

まとめと【代償】を見た感想

見ている人を困惑させたラストの達也と圭輔の【笑み】のその意味とは・・・

・達也は一生の絆を確信しての【笑み】

・圭輔は達也に洗脳されてしまった【笑み】

・もしくは、元気になった達也に
今度こそ復讐できる機会を再び得たことに対する【笑み】

圭輔は、達也の遠い親戚だった
という運命で、その人生は過酷なものになってしまいました。

一見、幸せそうな圭輔一家の画はハッピーエンドを装いますが、
紛れもなくバッドエンドなのだということが
ラストの【ほほ笑み】一つで表されています。

結局は運命から逃れられなかったということでしょうか。

怖かったですね。

もう少し詳しく知りたかったのが折り紙の謎です。

【犬】に関しては良く使われる隠語のように、
『達也の使い』とか『裏切者』などを表しているのでしょう。

それでは【羊】は何だったのでしょうか。

羊には良い意味が多いのですが、
圭輔が拘留されている場面で、『羊の折り紙』と共に聖書が
出て来るので聖書的な意味でネガティブな意味合いを示すものならば
〖従順〗でしょうか。

または、毛も皮も肉も捨てるところがない羊そのものの比喩として
圭輔のこともその心も肉体もあますところなく達也の意のままなのだ・・・
という意味でしょうか。

あの後、吉田のおじいちゃんが無事に圭輔の家に訪れたことを願わずにはいられません。

そんな妄想まで抱かせる
生まれながらの悪人達也の姿を見たくないという
視聴者の防衛反応が働いちゃう本作はある意味スゴイと思いました。

閲覧注意な一作ですwww

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