ネタバレ考察【彼女たちの犯罪】最終回|幸せのトレードの結末はどうなった?

シャンパン ドラマ
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2023年夏の連続ドラマ
【彼女たちの犯罪】

妻と愛人と刑事が手を組んで計画した
完全犯罪

それを彼女らは
〖幸せのトレード〗
と言いました。

果たしてそのトレードは成功したのでしょうか?

原作は読んだけれどドラマの結末はどうなったの?

結局3人の女性はどうなったのか知りたい


そんな疑問にお応えします。

★〖幸せのトレード〗とは
★彼女たちの計画
★彼女たちの結末

についてご紹介します。

お悩みのヒントになりますように❣

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【彼女たちの犯罪】概要

原作は『再会』『ルパンの娘』『忍者に結婚は難しい』などの代表作で有名な
横関大氏。

そのドラマ化として2023年7月期から日本テレビ系列にて放送されました。

あらすじ

大手アパレル企業の広報担当を務める日村 繭美は仕事は順調なものの
恋人が居ない焦りを感じていた矢先、大学時代の先輩・神野智明と再会する。

次期院長夫人として優雅な専業主婦生活を送っている神野由香里だったが
その内情は優雅でもなく息苦しさと孤独にさいなまれていた。

それは夫の智明は妻を女性として見ることをしてくれなかったし、
同居する姑は事情も知ろうとせずにひたすら孫を欲する発言で由香里を
悩ませていたからだ。

そんな由香里の心のよりどころになっていたのは近所に住む智明の幼馴染
玉名翠だった。

熊沢 理子はシングルマザーでありながら新人刑事として奮闘している。
実は理子は 繭美の大学時代の後輩であった。

ある日理子は、先輩刑事の上原武治と聞き込み中に偶然見かけた神野由香里を
意味ありげに見つめていた。

やがて彼女たちは愛人刑事といういびつな関係性でありながら
〖幸せ〗という一つの目的を目指して手を組むことになるのだが・・・。

キャスト
深川麻衣(日村繭美)、前田敦子(神野由香里)、石井杏奈(熊沢理子)、
毎熊克哉(神野智明)、さとうほなみ(玉名翠)、山下容莉枝(神野素子)、
野間口徹(上原武治)、木村了(樋口有志)  他

以下、作品のネタバレを含みます。
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本記事の情報は2023年9月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認くださいませ。

〖幸せのトレード〗とは

彼女たちにとっての幸せとは何なのか?
それをトレードする意味とは?

全ては神野智明で繋がっていました。

妻・由香里の幸せ

妻でありながら女性としては見てもらえず、使用人のような扱いをされ、
外で浮気をしている夫と、毎日のように孫を要求する姑との
息苦しい生活。

そんな由香里の幸せは鳥かごの中のような毎日から脱出して自由に生きること

つまり繭美に妻の座を譲ることが由香里にとっても幸せへの道でした。

愛人・繭美の幸せ

順調だったアパレル広報の仕事も後輩によって浸食されてきた繭美は
偶然再会した智明が既婚者であるとは知らずに交際を開始し、
ゆくゆくは院長夫人になるという幸せを追い求めた。

刑事・理子の幸せ

智明と穏便に別れたい由香里と智明の妻になりたい繭美。
そしてこの世に何の未練もなくなった翠。

3人の女性の願いを叶えるため、彼女たちの席替えを
提案します。

一見、大学時代の恩人である繭美の幸せを願って計画したかのような
席替えの提案には理子の目論みが隠されていたのです。

神野智明の罪

同じ大学に通っていた智明と繭美と理子。

繭美は理子が智明に恋をしていることを知ると
智明が繭美に好意をもっていることを薄々察しながらも
智明と理子の間を取り持つのです。

そして智明は、理子に対し、その気もないのに軽い気持ちで強引に
関係を持ってしまうのです。

彼女たちの計画

繭美・由香里・理子・翠が手を組んだ完全犯罪の幸せのトレード計画。

それは
由香里は家を出る

自らの人生を終わらせたい翠が自ら命を絶つ。

発見された翠の亡骸は夫の立ち合いのもと由香里と判断される。

由香里は翠に成りすまして生活していく。

妻を失った智明は繭美と再婚する

という風になるはずでした。

しかし途中で乱入してきた女性がもう一人増えてしまったことから
計画が狂い始めるのです。

計画に闇を落とす本物の由香里の出現

由香里は実は偽名を使っていました。
本当の名を〖アイ〗といいますが、母親が出生届を出していないために
戸籍を持っていませんでした

本物の由香里はアイに自分の戸籍を50万で売ったのでした。

そしてアイが裕福な暮らしをしていることを知り、
由香里はお金を無心しにやってきます。

しかしアイは既に失踪しており、智明を付け狙っていた矢先、繭美の会話から
ゆかりは犯罪計画を知ってしまいます

繭美と揉みあいになった由香里は事故で頭を強打し倒れてしまいました。
犯罪計画を知ってしまった由香里を翠の身代わりとして崖から落とした彼女たち。

オープニング曲はTHE RAMPAGEの『Summer Riot~熱帯夜~』

彼女たちの結末

神野由香里だと思われていた亡骸が本物の遠藤由香里だと判明してしまった
ことから彼女たちの犯罪は暴かれていきます。

神野由香里の結末

全ての犯罪が明るみにでてしまい、神野の家にもマスコミが押し寄せている
ことに罪悪感をもった由香里(アイ)は謝罪をしに行きます。

そこで待ち受けたのは義母の優しい言葉。
本当の娘だと思っていると言われた由香里は、義母にすすめられて
自首することを決意します。

智明の邪魔が入り結局は逮捕というかたちになりました。

日村繭美の結末

焦りのあまり院長夫人になることに幸せを見出していた繭美でしたが
智明のクズっぷりを目の当たりにし、愛情が憎しみに変わって智明を
全ての犯人に仕立て上げようと画策しますが失敗に終わり逮捕されました。

熊沢理子の結末

大学時代に智明に乱暴され妊娠した理子は退学をし出産しました。
そうして育てたのが大輔でした。

理子は実は智明のことを好きではなかったのです。
なぜなら理子が好きな相手は繭美だったからです。

重い病気で残された時間が短くなった理子は智明に復讐したい一心で
この計画を持ち出したのでした。

しかしながら失敗に終わった計画。
上原の計らいで、最後、大輔と再会した後逮捕されました。

玉名翠の結末

この世界に未練がないことから、由香里に全てを譲る決意をした翠でしたが
実は理子は最初から翠を助け、一緒に住もうとしていました。

理子の家で大輔と過ごすうちに翠は、元夫とも交流を再開し、
少しずつ生きる糧を見出していました。

彼女たちが逮捕されてから9ヵ月後のある日、
翠は施設に入所していた大輔と養子縁組を行うため
出向き、大輔と2人で家路につくのでした。

【彼女たちの犯罪】を見た感想

〖彼女たち〗が逮捕されて幕を閉じた本作。
無粋ではありますが〖彼女たち〗のその後が気になります。

施設に預けられた大輔を翠が迎えに来るまでの9か月間という期間は何なのか。
翠が罪を償った期間でしょうか?
それとも理子が生きた期間でしょうか。

あれだけ孫を欲していた神野の家が大輔を迎えなかったのは
何故なのかも気になりましたが、

最終的に素子(智明の母)が由香里(アイ)のことと、
大輔にとっての幸せを考えた結果なのだと思いました。

共感できる〖彼女〗はいませんでしたが、
妻を粗雑に扱ったり、既婚であることを隠して独身女性と交際したり、
そもそも同意のない関係を無理強いしたのに嘘をつく智明は最悪でしたねww

彼女たちのみならず女性の敵な存在っぷりでした。

自分の人生が上手くいかない時、
ついつい羨ましく感じてしまう人の幸せ。

でもやっぱり人から譲りうけた人生なんてうまくはいかないんですよね。
自分の人生は自分で切り開いていかなければいけない
ということなのでしょう。

そして挫折や失敗もまた自分という人間の成長には
欠かせないスパイスなのだと感じる一作です。

原作は設定やラストなどが少し違うようですょ。

原作も是非読んでみてくださいね!コミックシーモアでゲットできます
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