名曲が蘇る映画【エルヴィス】オースティン・バトラーの歌声は本物?

人影 洋画
スポンサーリンク

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

世界中の人がその名を知るロックのキング、エルヴィス・プレスリー
輝かしくも短い人生を駆け抜けた世界的大スターの内情にせまった衝撃作『エルヴィス』

今まで明かされなかったエルヴィスの真実に衝撃が走る裏で、その大役を見事に再現したのは
主演のオースティン・バトラー

あの歌声は本物なのか⁇

さぞ気になったことでしょう。

そこで今回は、映画【エルヴィス】の劇中で、主演のオースティンは歌っているのか?

という疑問を中心にお届けします。

この記事では断片的にネタバレが含まれます。閲覧にはご注意くださいませ。

スポンサーリンク

世界的大スターの半生を描いた【エルヴィス】の概要

  • 公開 2022年7月1日(日本)
  • 上映時間 129分
  • 監督 バズ・ラーマン
  • 脚本 バズ・ラーマン  クレイグ・ピアース  サム・ブロメル  ジェレミー・ドネル 

キャスト

  • オースティン・バトラー(エルヴィス・プレスリー)
  • トム・ハンクス(トム・パーカー)
  • ヘレン・トムソン(エルヴィスの母・グラディス)
  • リチャード・ロクスバーグ(エルヴィスの父・ヴァーノン)
  • オリヴィア・デヨング(プリシラ・プレスリー)他

あらすじ

1953年のアメリカ。
人気シンガーのハンク・スノウのマネージャーで『大佐』と呼ばれる男は、
ラジオから流れるR&Bを歌う白人男性の声に興味を惹かれた。
実際にその白人男性の圧倒的なパフォーマンスを目の当たりにした大佐は、彼との契約にこぎつける。

彼の名はエルヴィス・プレスリー
その歌唱力と女性を魅了する甘いパフォーマンス。
しかしながら時は保守的な時代であり、エルヴィスが放つ、腰を使い色気に満ちたパフォーマンスと、黒人に影響を受けた音楽は世間に受け入れられることはなかった…。

エルヴィスを演じたオースティン・バトラーとは

エルヴィスの役を演じるのは、
オーディションで、ハリースタイルズ(ワンダイレクション)と競い、見事勝ち取った
オースティン・バトラーでした。

オースティン・バトラーのプロフィール

  • オースティン・ロバート・バトラー
  • 1991年8月17日生まれ
  • カリフォルニア州アナハイム出身
  • 13歳の時にスカウトされ2005年より活動している俳優・歌手

主な出演作(映画)

  • 屋根裏のエイリアン(2009年)
  • シャーペイのファビュラス・アドベンチャー(2011)
  • エンド・オブ・ハイスクール(2018年)
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年)
  • Dune・続編(2023年/撮影中)

主な出演作(ドラマ)

  • シークレットアイドル・ハンナモンタナ(2007年)
  • icarly(2007年)
  • ウェイバリー通りのウィザードたち(2010年)
  • CSIニューヨーク(2011年)
  • スイッチ~運命のいたずら~(2011~12)
  • マンハッタンに恋をして~キャリーの日記~(2013~14)
  • アロー(2014~15)
  • シャナラ・クロニクルズ(2016~17)


実際に歌唱しているのはオースティンバトラーなのか?

オースティン・バトラーは映画PRのための来日の際、インタビューで
初期の若き日のエルヴィスの楽曲は自分の歌唱だと答えています。
さらに映画制作サイドはアメリカの雑誌『Entertainment Weekly』の中で、映画後期の楽曲においてはオースティンとエルヴィスの歌唱を融合させた音源を使用していると明かしています。

サウンドトラック内にもオーステインの歌唱曲あり

全世界同時配信されたサントラには36曲収録されていますが、
CD盤の22曲には以下のオースティンの歌唱曲が収録されています。

  • ベイビー・レッツ・プレイ・ハウス
  • トラブル

劇中ラストの感激を見逃すな

それまでにオースティン・バトラーのエネルギッシュで現代版プレスリーを彷彿とさせる圧巻の姿を見せつけておきながら、最後の最後に、サプライズをぶっこんできます。

映画のラスト…それはもう限界という域を超えたキングの姿。
ピアノの前に腰掛け歌うエルヴィス・プレスリー本人の最後のステージ。

欲を言えば、若い頃の絶好調なエルヴィスの姿を挟んで欲しかった…そんな気はしますが、
ファンの方々にとってこれほどの演出はないことでしょう。
鳥肌物の場面を見逃さないでくださいませ。

キャデラック

【エルヴィス】を観た感想

キング・オブ・ロックンロールの名を未だ誰にもゆずることはない伝説の人・エルヴィス・プレスリー
エルヴィスという大役に抜擢されたオースティン・バトラーはその重圧に負けることなく、
エルヴィスの研究を重ね、日々努力をし、この役に挑んだそうです。
その甲斐あってこの映画はエルヴィスの偉大さが色あせることなくまさに蘇ったようでした。

キング・オブ・ロックと呼ばれた男の輝かしい功績とは程遠い、隠されていた真実は、正直辛いものでした。
誰よりも愛されたエルヴィスは誰よりも孤独だったのかもしれません。

劇中の大佐のナレーションで、エルヴィスを殺したのは自分ではなく……愛に殺されたのだ…という台詞が印象的でした。
母から大佐そして妻…と、いつでも愛に依存してしまった末の結末なのでしょうか?
それとも、ファンへの愛に答えるため、ファンからの愛を欲っするあまり、駆け抜けるように命を燃やし尽くした結果なのでしょうか?

いづれにしても個人的には自分が持っていたエルヴィスへのイメージを覆すに至る悲しい物語でした。

まとめ

伝説のエルヴィス・プレスリーの壮絶な半生を描いた作品【エルヴィス】
その主演を演じたオースティン・バトラー

そして気になる、劇中でのオーステインの歌声は本物なのか?という疑問の答えは、若き日のエルヴィスの歌唱をオースティンが担当していました。
そしてその他の楽曲はオーステインとエルヴィスの歌唱を混ぜ合わせたものでした。

ファンとしてエルヴィス・プレスリーを知る方々はもちろん必見の価値ありの名作です。
そして筆者同様、名前だけを知っているという方々にも、
耳にしたことがある楽曲や当時の時代背景などからエルヴィスの偉大さが認識できます。
またエルヴィスの役は人生最大のプレッシャーだったと語るオーステインの努力が成し遂げた
見事な演技を目の当たりにして、勇気を貰えるコトまちがいなし…のおススメの一作です。

※本ページ記載の情報は2023年3月時点のものです。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました