映画【きさらぎ駅】衝撃のラストと真実に隠された目的、その後をネタバレ考察

邦画
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〖きさらぎ駅〗といえば、今も引き継がれるあの都市伝説
として有名ですよね。

そんな都市伝説をモチーフに創作された映画【きさらぎ駅】
ではさらに恐怖なラストが用意されていました。

『あのラストの続きはどうなるの?』
そんな気になるを検証します。

この記事では

★驚愕のラストと真実
★7年間と新聞記事と純子の目的
★あのラストのその後はどうなる?

に着目して推察します。

正解ではなく個人的な考えの一つになります( ´艸`)
気になるコトを解消するヒントになれば幸いです❣

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【きさらぎ駅】あらすじ

関東大学に通い民俗学を学んでいる堤春奈は、自身の
卒業論文のテーマとして〖きさらぎ駅〗を選ぶ。

きさらぎ駅とは掲示板の書き込みで、
現代の神隠しとして知られていた。

その投稿者は〖はすみ〗という女性で、
帰宅するために電車に乗ったら、突然見知らぬ駅〖きさらぎ〗へ
辿り着いてしまったというもの。

さらにはその身に起こった状況を
リアルタイムで投稿していたが、
出会った親切な男性に近くの駅まで車で送ってもらう道中で
その男性の異変を察知し『隙を見て逃げる』との書き込みを
最後に消息を絶ってしまった。

しかしそれから7年後彼女は戻ってきたという。

その真相を解明すべく〖はすみ〗さんであろう人物に
取材を申し込んだ春奈。

その人の名は葉山純子
彼女は本人だと認め、信じられないような恐怖体験について
語りはじめるが・・・。

キャスト
恒松祐里(堤春奈)、佐藤江梨子(葉山純子)、本田望結(宮崎明日香)
莉子(松井美紀)、木原瑠生(岸翔太)、寺坂頼我(飯田大輔)他

以下、作品のネタバレを含みます。
未視聴の方は以下でご覧になれますよ。

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本記事の情報は2023年10月時点のものです。
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驚愕のラストと真実

純子から聞いた恐怖体験を自分でも見てみたいと思ったのか。
それとも純粋に純子を助けるためにその地に残った
明日香を救ってあげたいと思ったのか?

きさらぎ駅へ自ら向かう春奈。

異世界の地・きさらぎへ到着すると、
純子から聞いていた通りの人たちに出会い、
同じセリフ、同じ出来事が起こっていました。

しかしながら春奈の介入によって、
回避される犠牲があったり、
辿り着く場所が違うなどの変化が起きていました。

ヒカリの扉を通る者と追跡者を足止めする者
両者のうち助かるのは足止めをした方だった

という純子の言葉が脳裏に浮かび、
最初は自らが扉へ向かおうとする春奈だったが
襲われている明日香を助けると、
自分が足止めをする方を選択した春奈でした。

そして・・・

自分の世界へ無事に戻れたのは
ヒカリの扉を通った明日香の方でした・・・。

絶望に打ちひしがれ巨大な目に睨まれた春奈の目は
赤く変化していきました・・・。

春奈はスケープゴートにされた

純子が春奈に話した体験談に潜んでいた、重大な嘘をお気づきになったでしょうか。

〖ヒカリの扉を通った方は助からない〗

という嘘。
純子は追跡者の足止めをし、明日香を扉へ誘導したという嘘。

真実は足止めをしてくれたのは明日香の方でした。

そんな明日香を置き去りにして、先に一人で扉を通ったのは純子だったのです。

一方で

明日香を助けたい気持ちと、
帰って貴重な体験を元に論文を書き上げなければという
欲望を天秤にかけた結果、

純子の嘘を真に受け、自分が助かる方を選んだ春奈

純子は事前に春奈を調査させ、春奈の人間性、利己的な行動をよんでいたのです。

そして明日香の身代わりとして選んだ春奈に適した嘘をつきました。

7年間と新聞記事と純子の目的

純子が自分の世界に戻ってきたら7年の時が過ぎていた
という描写がありました。

これは異世界での1日=現世での7年間という意味ではない
と思いました。

異世界の1日は現世の1日よりも過ぎるスピードは速いのかもしれません。

しかしながら脱出に失敗したら、それまでの記憶は抹消され元の電車の中
戻されるという仕組みになっているようなので、

純子が脱出に成功するまでには現世における7年間に及ぶ月日がかかった
という事だと思います。

純子が犠牲にしたのは春奈だけではない?

純子の部屋の壁一面に貼られた新聞記事
あれは一体何なのでしょうか。

詳細は描かれなかったものの、
純子は長年にわたりきさらぎ駅について、
謎の失踪者について研究してきたものと思われます。

全ては明日香を救出するために誰かを送りこもうと考えたから。

そして念願かなって
明日香が戻り純子と再会した時に言った言葉。

『後からわかったことだけれど、1人しか戻ることはできないの』

この言葉こそ、純子が誰かを送り込んでいた証で、
その人物が例えば
〖明日香の手をひき2人で戻ろうとしたが自分しか戻れなかった〗
と証言したのではないでしょうか。

そしてその証言を信じているということ、
姪っ子を預かり可愛がっていることから
その人物こそ、純子の実兄なのでは?と思っていますww

さらに春奈が入り込んだ時のメンツが純子の時と同じだった理由として、
純子が依頼した身代わりの人はそもそも入ることさえ出来ない
ことが殆どだったのではないでしょうか。

また成功した少数の人も、送ったその人物自身が戻って来てしまったため
明日香が戻れるように嘘を考えだしたのだと思います。

ラストのその後を予想する

ラストで明日香を戻した代償として、
きさらぎ駅の住人になってしまった春奈。

しかしYouTube配信者である純子の姪の
純子と春奈の話を盗み聞きしており
きさらぎ駅に入ってみた動画のライブを決行することに・・・。

物語り自体はここでエンド。

その先はどうなるのでしょうか
予想してみました。

2人とも嘘の脱出法を信じている

春奈は脱出に失敗し、記憶が消され電車内に戻されました。
よって純子の嘘を信じた状態のままやり直すことになります。

そして純子と春奈の会話を聞いていた凜もまた
嘘の脱出方法を頼りに決行するのでしょう。

そんな2人がお互いをヒカリの扉へ誘導するのかもしれません。
勝つのはどちらか。

筆者は、より押しの強そうな凜に導かれ
次の脱出成功者は春奈になるのではないかと思います。

そして再び純子の作戦が動きだすのか、
それとも姪っ子を送ってしまった罪悪感から
自らが身代わりになることを決意するのか?

どちらにしてもループは続くのでしょう・・・。

【きさらぎ駅】を見た感想

有名な都市伝説の方は
実況という緊張感があいまってとても怖かった
という記憶があり、本作はドキドキしながら鑑賞しました。

それだけにイメージ的に被害者であった〖はすみ〗さんによる
どんでん返しは衝撃的でした。

異世界のゾンビみたいな人たちや、ラストの巨大な目の描写は
恐ろしいこと極まりないですが、
最も怖かったのは

純子の嘘もそうですが、

躊躇なく人のような存在に暴行したり、自分が助かる選択が出来る春奈
から垣間見える人の罪ではないでしょうか。

本作の登場人物の中で一番頭が悪そうな(失礼)ww岸翔太が
1人だけ、
『脱出するには生贄をささげればいい』
という的をついていたのも
興味深い描写でした。

〖異世界エレベーター〗には乗らないように
気を付けようと思わされる一作です。

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