前作未視聴でも大丈夫?【MEG ザ・モンスターズ2】感想と見所を解説

洋画
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『MEG ザ・モンスター』はご覧になりましたか?
アメリカでは大人気のサメの映画です。

本作のサメは150万年前に実在したといわれ、
鯨をも食していたとされた巨大ザメ、『メガロドン』通称MEGの恐怖。

相対するのは『トランスポーター』などでお馴染みの
ジェイソン・ステイサムというのですから見ない手はないですね!

その続編にあたるのが、NetflixやU-NEXTなどで配信中の
『MEG ザ・モンスターズ2』なのです。

まだご視聴前の方のために
・あらすじと見どころ
そしてご視聴された方むけに、
・感想と気になるポイントの推察

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『MEG ザ・モンスターズ2』あらすじ

メガロドンが発見されてから5年の月日が流れ、
ジョナスは違法に汚染物質を海に投棄する船を取り締まっていた。

海洋研究センター、マナワンは前所長とその娘でありメイインの母親である
スーインが亡くなってしまったため、叔父であるジウミン
新しい所長として就任した。

そしてそこにジョナスも所属し、海底の調査を担っていた。

海底調査時に使用するパワードスーツを開発したジウミンは、
子どものMEGに『ハイチ』と名づけ、自ら育てしつけることで
意思疎通をはかるという研究成果をあげていた。

しかしMEGとの意思疎通など不可能だとするジョナスとは
見解の相違があった。

そんな折、2隻の潜水艇にわかれ、海底の調査に出向くジョナスとジウミンたち
だったが、ジョナスの船にこっそりと乗り込んだメイインの姿があった。

そこへMEGが現れ、仕方なくそのまま調査は続行されるが、
大型のMEGの中にハイチがいるのを発見する。
ハイチは施設から抜け出していたのだ。

ジョナスたちがハイチを追跡していくと、
そこには謎めいた施設があるのを発見する。

ジョナスたちが近づいて行くとその施設は爆破され、
ジョナスの一行は巻き込まれてしまう。

爆破で進航が不可能になった潜水艇を手放し、
救助を求めるも、救難艇が故障したことを告げられる。

絶体絶命の中、ジョナスたちに残された選択は、
海底の中を徒歩でステーションに戻るという方法しかなかった。

問題は海底にはジョナスたちを狙うMEGがうろついているということ・・・。

【MEG ザ・モンスターズ2】 見どころ

前作よりもパワーアップしているといえる本作には
見どころがいっぱい。
そんななかから、厳選した見どころ3つをご紹介します。

①サメ映画なのに海洋SF!?

サメの映画といえば皆さんが思い浮かべるのは
あの伝説の『ジョーズ』ではないでしょうか。

筆者もまさしくその『ジョーズ』をイメージしていたため、
視聴する前は
人が沢山ガブガブされる光景の進化版のような予想をしていました。

しかしながら良い意味でその予想を裏切った本作は
いわゆる人が残酷な目にあう刺激的な描写はゼロでは
ありませんが比較的少な目
だといえるでしょう。

そしてなんといっても、ただのサメ映画にとどまらず
海洋SFを彷彿とさせる点がこれまでのサメ映画とは
一線を画すのではないでしょうか。

前作とは違い『モンスターズ』となっているように、
今回の敵は巨大なサメだけではないのです!

②ジェイソン・ステイサム演じる主人公の活躍

本作はスティーヴ・アルトンの原作『メグ』を
映画化した作品です。

そしてその原作での主役は、海洋生物学者という設定なのです。

しかし元飛び込み競技の選手であり、アクション俳優として名高い
ジェイソン・ステイサムが主演を務めることにより、
本作の主役は肉体派と化しています。

そんな訳で劇中でも大迫力のアクションシーン
見ることができますよ。

③吹き替え版は豪華な声優陣が担当

主演のジェイソン・ステイサムの声を担当するのは
前作と同様の山路和弘

ジェイソン・ステイサムの殆どの作品で吹き替えを担当するほか、
ヒュー・ジャックマンラッセル・クロウなど数多くの吹き替えもしています。

テレビや映画そして舞台などで俳優としても活躍をしている山路さんですが、
声優としての代表作には、『HAWAII FIVE-O(ダニー)』
『進撃の巨人(ケニー・アッカーマン)『龍が如くシリーズ(伊達真)』
などがあります。

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本作で新しく海洋生物研究所の所長であるジウミン・ジャン役には
加瀬康之

代表作にはライアン・レイノルズの吹き替えとして『デット・プール』、
レオナルド・ディカプリオ『シャッター・アイランド』、
『ヴァンパイア・ダイアリーズ(ステファン・サルヴァトーレ)』
などがあります。

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ジウミンの姪でジョナスにとっても娘同然のメイイン役に雨宮天
代表作には『一週間フレンズ。(藤宮香織)』『七つの大罪(エリザベス)』
『アンチャーテッド(クロエ)』などがあります。

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新海探査機のオペレーターとして地上からサポートするジェス役には
花澤香菜

芸能界へ入るきっかけは『さんま大先生』に子役出演したことだそうです。
そんな花澤さんの代表作は『鬼滅の刃(甘露寺蜜璃)』、
『はたらく細胞(赤血球)』『PSYCHO-PASS(常守茜)』などがあります。

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ジョナスと共に新海へ探索に向かう仲間の1人ランスを担当したのは
武内駿輔

声優でありながら、ものまねを得意としている一面もあり、
福山雅治や同じ声優のベテラン山寺宏一をまねるのが得意。
それらのものまねで、『ものまねグランプリ』での優勝を掴み取っています。
なお、本作においては冒頭のオウムの声も担当しています。

そんな武内さんの代表作には2019年から担当している『アナと雪の女王(オラフ)』
『ミギとダリ(堤丸太)』『怪獣8号(神楽木葵)』などがあります。

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研究所のスポンサーであるヒラリー・ドリスコルを担当するのは朴璐美
ジェイソン・ステイサムの吹き替えを担当する山路和弘は夫。

代表作には『鋼の錬金術師(エド)』『進撃の巨人(ハンジ)
『BLEACH(日番谷冬獅郎)などがあります。

海外ドラマやアニメをご覧になる方ならば
御存じの声優さんばかりで豪華な顔ぶれです。

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以下、作品のネタバレを含みます
未視聴の方はご注意くださいませ。

本記事の配信情報は2024年5月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認くださいませ。

前作未視聴でも楽しめるのか?

本作を楽しむために、前作『MEGザ・モンスター』は未視聴でも
楽しめるのでしょうか。

前作も本作も視聴した筆者的には前作未視聴でも、
物語自体は問題なく楽しめるのではないかと思います。

中国のスター俳優、ウージンとの共闘も話題のひとつ
となっていますが、彼も今回から参入したキャストであること。

前作はマナワンには所属していない状況で、
海外から元妻を助けるために、助っ人的に来た存在でしたが、
本作では冒頭からマナワンの一員になっているジョナス

これらを踏まえると、
新たな物語として見ることは充分に可能だと思います。

しかしながら、ジョナスと前作から続投しているキャラ
との関係や馴れ初め
などや、
メガロドンに関する基本的な情報は、すっ飛ばしているので、
可能ならば全作をチェックした方がより楽しめることは
間違いないと思います。

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気になるポイントを考察

劇中での一番の謎は
ハイチは本当にジウミンになついているのか否か?
ということではないでしょうか。

一般的にサメは獲物を捕獲する際に目を保護する動き
するそうなのです。
瞬膜と言われるその動きをすると
まるで白目をむいているみたいに見えるらしいのです。

劇中でハイチはジウミンに向かっていく際、
白目をむいていましたよね!

というわけで、残念ながらハイチはジウミンを獲物として認識
したのではないでしょうか。

巨大タコに襲われるジウミンをハイチは助けたのではないか?
という描写もありました。

そしてラストでも、向かってくるハイチにジウミンが覚えさせたという
装置の音を聞かせるとハイチはイルカの方へ転換していきましたね。

ジウミンはどや顔で自分とのコミュニケーションの成果を自負していましたが、
イルカの方を感知したために、ジウミンよりイルカを選んだにすぎない
というジョナスの台詞に一票・・・といったところでしょうか。

続編はある?

ラストでハイチが妊娠しているという衝撃の展開を
迎えた本作ですが、続編の可能性はあるのでしょうか?

2の公開直後のインタビューでプロデューサーサイドは、
ラストを続編に繋がるような展開にしたと明かし、
【MEGザ・モンスター3】の制作に向けて前向きな発言を
していました。

しかしながら今現在のところ、明確な続編の話題は出ていないようです。

続編が実現するとなれば、それはどんな展開になるのでしょうか。

第一の展開としてハイチの子どもが産まれることが予想されます。
そしてハイチとジウミンの関係性がジョナスたちの運命を
左右するのかもしれません。

ハイチとジウミンは通じあっているのか否かです。

メガドロンの体長は生まれたばかりでも1.8mほどあると
言われますから、それが味方となるか脅威となるのか?
の違いは大きいです。

突如復活を遂げたメガロドンという自然の最恐の存在。
そんな彼らとも、人間の進化をもってすれば
意思疎通ができると頑なに信じて疑わないジウミン。

ジウミンとは真逆に自然の恐ろしさを熟知する一方で
尊重するという姿勢を崩さないジョナス。

本作では仲睦まじく問答する2人でしたが、
自然の脅威と人間は共存できるのか
というのは引き続き続編の一つのテーマになりそうです。

〖MEG ザ・モンスターズ2〗感想

〖MEGザ・モンスター〗を初めて見た時には、
通常のサメ映画のそれとは異なる類のサメとの闘いに、
釘付けになり、興行収入も伝説の『ジョーズ』を超えたというのも
納得でした。

何百万年も前とはいえ、あんな巨大なサメが実在していた
というのも衝撃の事実です。

しかも今回はT-レックスをいとも簡単に捕食してしまうという
暴挙にでます。
間違いなく出会っただけで覚悟しなければならない相手です。

ですが、そんなメガロドンに殴る蹴るの応酬、そして、
プロペラをぶっ刺してフィニッシュする
ジェイソン・ステイサムは人類最強どころではないのかもしれないと
本気で思わされる説得力があります(笑)

本作はアトラクション的に鑑賞するのがとても
楽しい映画です。
家族や友達、恋人同士など、一緒に見る人を選ばない映画
といえるのではないでしょうか。

前作よりもやりすぎなくらいにスケールアップしている本作。
メガロドンは複数存在したこと、子どものメガロドンを育てていたこと、
蘇った生物は他にも存在すること、巨大なタコ・・・と盛りだくさんでした。

まるでジェラシックパークコラボみたいな本作は
劇場で4Dなどで鑑賞できたら迫力満点だったのだろうなと思える
お得な一作です。

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