上映中の【東京リベンジャーズ2血のハロウィン編】の前作である
【東京リベンジャーズ】第1弾が続々配信されているので視聴してみました。
筆者はアニメを見ていたのですが
アニメの実写化と言えば原作とは〖別物〗になってしまう作品が
多い中、本作はキャラのそっくり度も
ストーリーも忠実に再現されており、まさに〖実写版〗という完成度です。
しかしながら原作漫画やアニメを見ている人ならば
〖あのシーンがない〗
という大きな改変が気になるところではないでしょうか。
そこでこの記事では
実写映画での改変の内容
そして
その影響
に着目してまとめました。
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【東京リベンジャーズ】あらすじ紹介
⠀⠀
— 映画『東リベ2』公式《No.1大ヒット上映中》 (@revengers_movie) April 20, 2021
運 命 を 殴 り 変 え ろ 。
━━━━━━━━━━━━
🔥オールスター集結🔥
映画『#東京リベンジャーズ』
ド迫力本ポスター解禁‼️
譲れないものを守るため、
男たちの熱きリベンジがいま始まる!
🎬7月9日(金)公開https://t.co/EvdjilWQVl pic.twitter.com/6Ifb63KlEO
花垣武道はビデオレンタル店で働くフリーターで26歳。
夢や目標があるわけでもなくただ毎日を過ごしていた。
そんなある日、TVのニュースから暴力団の抗争に巻き込まれ
命を落とした姉弟のニュースが流れる。
聞き覚えのあるその犠牲者の名前は
武道の唯一の彼女にして初恋の人。
橘日向とその弟の直人だった。
ショックのあまり仕事も手に付かない武道はホームで
誰かに押され線路に転落してしまいます。
電車がそこまで迫る中、
次の瞬間にはなぜか見覚えのある高校時代の
仲間たちに囲まれていました。
そして当時と同じように下手こいてボコボコにされた
武道は、これは走馬灯なんだと確信し、
日向に会いに行った。
そこにはあの頃の変わらない彼女の姿があり
思わず号泣してしまう武道だった。
公園のブランコに座っていた武道は日向の弟の直人
とも再会する。
10年後、日向と直人が事故に巻き込まれ命を落とすことを伝え、
『姉ちゃんを守ってやれ』
と告げた武道とそれを信じた直人が握手を交わすと長い走馬灯が終わり
現代で目覚めた武道のそばには大人になった直人の姿があった・・・。
登場人物 | キャスト |
花垣 武道(タケミっち) | 北村 匠海 |
佐野 万次郎(マイキー) | 吉沢 亮 |
龍宮寺 堅(ドラケン) | 山田 裕貴 |
橘 直人 | 杉野 遥亮 |
橘 日向(ヒナ) | 今田 美桜 |
清水 将貴(キヨマサ) | 鈴木 伸之 |
三ツ谷 隆 | 眞栄田 郷敦 |
千堂 敦(アッくん) | 磯村 勇斗 |
稀咲 鉄太(キサキ) | 間宮 祥太朗 |
半間 修二 | 清水 尋也 |
本記事の情報は2023年8月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認くださいませ。
以下、原作、映画のネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意くださいませ。
実写映画でのアニメと違う内容とその影響
筆者はアニメ視聴のみなのですが、
原作やアニメを知っている東リベファンならば
誰もが、
実写でも見たかった
と思ってしまうあのシーンのカットについて以下の通りまとめました。
本作で1番の驚きの改変とは⁉
アニメでは・・・
愛美愛主(以下メビウスと記載)が
パーちんの親友とその彼女にした仕打ちをどうしても
許すことは出来なかったパーちんはメビウスの総長である長内を刺してしまう。
そして一緒に逃げようとするマイキーをドラケンが制止し、
パーちんもまた、自ら
自首をすることを決意し、その場に残った。
という場面。
その場面がバッサリ、カットされています。
この場面がカットされた影響で以下のストーリーも省略されてしまいました。
マイキーVSドラケンという東卍のピンチが起きない
アニメでは・・・
自首したパーちんは少年院に送致された。
それでも大金を積んで、何とかしてパーちんを無罪にしたい
マイキー。
それに対して、
自分の犯した責任をきっちり取りたいパーちんの覚悟
を大切にしたいから、何もしないし、させない
ドラケン。
2人の対立が勃発する。
そしてこの勃発は、マイキーVSドラケンという2人の間の問題
の域を超えて東卍はマイキー派とドラケン派に分裂し、
ドラケンが命を狙われるきっかけとなるのだけれど・・・。
参番隊副隊長ぺーやんも不在
アニメではドラケンを狙う代表格として、
パーちんの相棒・ぺーやんが存在している。
ペーやんはパーちんを助けないドラケンを憎み、
メビウスに寝返りドラケンを襲撃する。
しかしドラケンはパーちんを見捨てたわけでも
我知らずこととしていた訳でもなかったのだ。
ドラケンもまたパーちんの逮捕で、苦しみの渦中にいた。
苦しんでいただけではなく、家族以外会うことは出来ないにも関わらず
パーちんの家族が面会に行くのに同行し、毎日のように会えない面会へ通っていたのだ。
そんなぺーやんとドラケン、ドラケンの行動を暴露する三ツ谷の絡んだ
東卍面のの深まる絆と感動エピソードは見たかったですね・・・。
ぺーやんに至っては登場すらしないのですwww
そして、マイキーとドラケンが武道の家でぶつかる描写もなければ
この2人の喧嘩をとめたことで東卍自体の分裂を防ぎ、皆から
一目おかれるきっかけになった武道という描写もなされないことは
後々の場面の説得力に欠ける気がして残念でした。
その他の改変⁈やアニメにはない描写(原作で描かれていたらすみません・順不同です)
①武道が戻る過去は中学生ではない
出演キャストが中学生を演じるのは流石に不自然⁈
子役を用意するのも人数が半端ないですしね。
②佐野エマも不在
お祭りダブルデートは実施されず。
キヨマサVS武道のギャラリーはドラケンだけになりました。
③8・3抗争の日付が7・13に変わっている
7月13日に何か意味があるのでしょうか?
皆さまは気付きましたか?
④直人が過激ww
アニメでは直人のタイムリープする武道へのミッションは
佐野と稀咲が出会うのを阻止しろ
だったと思いましたが・・・。
実写では
佐野万次郎を殺してこい
と言う。
直人は武道がどうなってもいいのか⁈ww
⑤黒髪短髪のマイキーが登場する
アニメの1期では黒髪マイキーは連絡が取れない設定で
登場していません。
マイキーが黒髪短髪になっているなんて
先の話のネタバレなのでは⁈www
⑥メビウスとの抗争直前に稀咲とマイキーが出会う
ドラケンのピンチに駆け付ける途中のマイキーが
1人でたたずむ稀咲に出会い
『誰だお前』
と言う。
アニメにはなかった場面。
⑦現代の稀咲が敦を制圧している
アニメでは
敦を監視しているような稀咲の描写があり
敦もまた稀咲が怖くて仕方ないという発言はあるが
実写では実際に、武道抹殺に失敗した敦を
蹴り飛ばし、10年前から成長していないと罵倒する稀咲の描写がある。
⑧半間VSマイキーの対決がない
アニメではマイキーの前に立ちはだかる半間が登場し、
マイキーが初めての苦戦を強いられる描写があるが、
実写でマイキーと対峙するのは
パーちんに刺されず抗争に参加している長内である。
そしてこの前一撃で倒したはずの長内に何故か苦戦しているマイキー!
どうして~♪
⑨武道と日向の出会い
出会いは高校生時代で、コンビニでバイトする日向に絡む悪質な客から
守るという設定に変更されている。
日向に絡む客に向かっていくとか注意して守るのではなく
武道自身が乱心している風を演じ、
相手がヤバイ奴がいる…と敬遠して去って行くので
ステキな出会いではない・・・かも⁉
⑩溝中5人衆の仲間の登場が早いww
アニメでは・・・
刺されたドラケンをマイキーから託され、
ドラケンを背負って病院へ向かう武道でしたが
その前にキヨマサと数人の仲間が立ちはだかります。
キヨマサを倒したものの武道は負傷し動かない腕、それでも
キヨマサの仲間が刃物を持って襲ってくる。
武道が闘う意欲を失い、ドラケンに謝罪し、負ける覚悟をした時、
現れるのが武道の溝中5人衆の仲間・敦たちなのです。
しかし実写ではそのタイミングが少し早く、
刺されたドラケンを背負って出て行こうとするところで
溝高の仲間が登場し、武道を逃がしてくれます。
その後のキヨマサも一人で立ちはだかるので
この変更は時間の短縮のため?でしょうか。
アニメでは武道&ドラケンのピンチに
誰が助けに来るんだろうとドキドキし、助けに来たのが強い三ツ谷とかではなく、
溝中の仲間が来たことで感動するシーンでした
ので見たかったなぁと思いました。
あと細かいところでは
武道のバイト先の店長が女性(アニメ)ではなく男性に変更
されていましたww
実写版【東京リベンジャーズ】を見た感想
【東京リベンジャーズ】には魅力的なキャラが沢山出てきて
これを実写化するとなると、かなり波紋を呼びそうだ・・・。
と予感していました。
しかししかし、
スゴイ再現性でしたね‼
正直言いますと見る前は、吉沢亮作品を沢山見ているだけに
マイキーという配役に
ん~とうなってしまったのですが
鑑賞してみたらその演技力から
全く疑いようもないマイキーと化していました。
過去と未来が変わってしまったというサマ
を痛烈に印象付けた千堂敦(磯村勇斗)も圧巻でしたね!
【東京リベンジャーズ】は、見る(読む)前は不良の物語とか
好きな人を救うためにタイムリープする主人公とか
そういうイメージで、今までにもよくありがちなストーリーという
印象を持つ人も少なくないのではないかな?
と感じていました。
しかしその中身は、
自分だけ逃げ続けたクズ扱いの主人公は、人を救うために
喧嘩も弱いのに、自分より強いとわかっている相手にも立ち向かい
ボコボコにされようとも諦めない。
人のために命もはれる男にどんどん成長していく。
そして不良たちも、
彼らの中には確固たる信念をもって突き進む者もいれば
暗い闇を抱えた者もいて、
仲間思いである彼らの生き様は人としても潔くかっこいい。
どんな人にも何か通じるものがある…そんなヒューマンドラマだと思うんです。
更に並行して描かれるタイムリープは複雑で
何がどうなっているのか、解明が困難な
サスペンス・ミステリー要素も大きな見せ場だなぁと。
そんな物語を
実写化にあたって人気者の俳優たちが
魅力的なキャラたちをほぼ完ぺきに演じている本作。
その功績は
この素晴らしい原作をまだ見てない人、食わず嫌いだった人、
知らなかった人たちに
多くの人から指示を得るこの作品を知らしめ
実写化をきっかけに原作を手にとる人を導いた
のではないかなぁと思いました。
『東リベ2 血のハロウィン編』見るの日和ってるやついる~?
いねぇよなぁ』ww
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