あけましておめでとうございます。
普段は考察しがいのあるような気になる映画を取り上げることが
多いのですが、新年1記事目は
筆者が大好きな元気が出る映画についてご紹介します。
そのタイトルは
ジャック・ブラック主演【スクールオブロック】です。
これぞアメリカ、これぞロックな言わずと知れた名作です。
本記事ではまだ未視聴の方のために
あらすじと見どころを語っていきたいと思っています。
映画【スクールオブロック】あらすじ
全精力をロックに捧げるギタリスト、デューイ・フィンはロックスターを目指すも
その夢はなかなか叶わないまま、そこそこの年齢になった今も無職を貫き通していた。
しかしながらロックに対する思いも情熱も冷めることはなく
己の道を自己流で突き進む姿に仲間たちはついていけず、
行き過ぎたパフォーマンスにより気絶してライブを台無しにしてしまい、
ついにバンドメンバーから追い出されてしまう。
私生活においても親友のネッドの家に居候中だったが、
滞納している家賃を払って欲しいと言われてしまう始末だった。
そんな折、ネッドに名門私立学校ホレス・グリーン学院の
臨時教師の仕事が舞い込んだ。
稼ぐしかないデューイはネッドになりすまし仕事を請け負い
臨時教師になるべくホレス・グリーンへ向かうのだった・・・。
しかし名門学校の教師などつとまるはずもなく
自習ばかりのデューイに生徒達の不満は募る・・・。
キャスト
デューイ・フィン(ジャック・ブラック)
ロックに対する思いが強すぎて空回りしてしまう。
確固たる自信がありやや自己中心的なところがある彼は
生徒たちとの交流で変わっていく??
演じるジャック・ブラック自身もミュージシャンである。
代表作には『ジュマンジ』シリーズや『ホリデー』、
『ガリバー旅行記』、『ジャッカル』等数多くの作品に
出演している。
ロザリー・マリンズ(ジョーン・キューザック)
ホレス・グリーン学院の校長。
規律を大事にし、本人も真面目な堅物女性である。
しかしお酒に酔うと・・・。
演じているジョーン・キューザックの代表作には
『イン&アウト』、『エージェント・オブ・ウォー』、
『トイストーリー』ではメインキャラクターの
ジェシーの声を演じている。
ネッド・シュニーブリー(マイク・ホワイト)
デューイのルームメイトのネッドを演じるマイク・ホワイトは
プライベートでもジャック・ブラックと親交があり、
本作の脚本は彼が手掛けている。
パティ・ディ・マルコ(サラ・シルバーマン)
ネッドの彼女。
居候のデューイを邪魔に感じている。
サマー・ハサウェイ(ミランダ・コスグローヴ) 他
デューイの受け持つクラスの委員。
優等生で仕切るのが得意なタイプ。
演じるミランダ・コスグローヴは『iCarly』の主人公カーリー役
で有名。
【スクールオブロック】はどこで見られる?
【スクールオブロック】が無料視聴できるのは以下の
動画配信サービスです。
本記事の配信情報は2024年1月時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認くださいませ。
【スクールオブロック】みどころ3選
映画【スクールオブロック】は、物語のテンポも良く
〖笑い〗はもちろんのこと、〖感動〗も忘れません。
そんな本作のみどころを3つ厳選してみました。
①ロックの名曲が勢ぞろい
なかなか使用許可がおりないことで知られるレッド・ツェッペリンからは名曲
『移民の歌』が流れ物語の口火を切ります。
その他にも劇中では
Ramonesの『Do You Remember Rock and Roll Radio?』
AC/DCの『Back In Black』
Stevie Nicksの『Edge of Seventeen』
The Black Keysの『Set You Free』
T.Rexの『Ballrooms Of Mars』
などなど・・・
名曲を聴くことができますよ。
②SCHOOL OF ROCK BAND
劇中の生徒たちのバンドSCHOOL OF ROCK BANDは、
子どもの彼らが実際に演奏しているんです。
ジャック・ブラック自身も感銘を受けたほどの
演奏にも要注目ですね!
本作品から10年後には成長した生徒たちによる
ライブパフォーマンスイベントが行われた模様です。
③これぞ王道の娯楽映画
本作こそ『映画を楽しみたい』時に鑑賞すべき作品です。
そのストーリーにはコメディだけではなくヒューマンドラマの
要素も詰まっており、鬱屈した毎日に元気をくれることでしょう。
脚本の素晴らしさとそれにマッチしたジャック・ブラックの
熱演(怪演?)も見応えがあります。
苦手ではなければ字幕で見るのがおススメです。
以下、作品の断片的なネタバレを含みます。
ネタバレあり感想
生徒たちを更生させるのではなく
堕落を教える・・・というと語弊があるかもしれませんが
自分風に生きること、そして自分だけの価値観や
全ての人に与えられた『自由』を教えているようで
何気に深い本作です。
アホでww、自己中で、自身たっぷりの主人公。
教師になりたかったわけではなくお金のために
忍び込んだ教室で、自らも生徒たちに感化され
成長していくサマからは希望を与えられます。
何歳からでも『遅い』なんてことはないんじゃないか
・・・と。
校長も真面目で堅苦しいがそれを心の奥底では
窮屈に感じ、ストレスになっている。
社会に出ているとそういうしがらみは
沢山あって、いつだってストレスとは隣り合わせですもんね。
もっと力を抜いて生きて行っていいんだと
勇気づけられますね。
そして何より
そこにそばに居るみんなはチームであって
仲間が一丸となって一つの目標にチャレンジする姿こそ
美しいですよね。
些細な争いなんてなくなったらいいのに・・・。
学ぶということ・・・
勉強は大事だけれど、人として人生における大切なことを
学べるなら、そんな教師のいる学校は最高ではないでしょうか。
音楽というのは、無くても平気な人も居るのかもしれませんが
『推しの歌声に、歌詞に元気づけられた』
という人もきっと多いですよね⁈
私にも、音楽はいつもそばにありました。
その曲を聞くとあの思い出がよぎる、
あの曲を聞くと自然と涙があふれだす・・・
みたいに
私の人生とは切っても切り離せない大きなもの。
改めて人生に関わってきてくれた曲たちと
それを送り出してくれた作り手のみなさまに
感謝の気持ちが沸いてくる
そんなポジティブな一作です。